7PM132|第7回 公認心理師国家試験 過去問
少年院において、特定の事情を有する在院者に対し、その有する事情の改善を図るために実施される特定生活指導に該当するものを 2 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
この問題では、少年院における特定生活指導に該当する内容が問われています。
2つ選ぶ問題なので、一般的な指導名ではなく、特定の事情に応じて実施される指導を選びます。
解説
少年院では、在院者の改善更生と社会復帰を目指して、生活指導、教科指導、職業指導、保健・体育、特別活動などが行われます。
その中で、特定生活指導は、在院者が有する特定の事情や問題性の改善を図るために実施される指導です。薬物非行、家族関係、交友関係、被害者への意識、暴力、性非行など、本人の再非行防止や社会適応に関わる具体的課題を扱います。
本問の選択肢では、家族関係指導と薬物非行防止指導が、特定生活指導に該当します。
司法・犯罪領域のポイント
少年院の指導では、非行の背景にある個別事情を扱う指導を押さえます。薬物、家族、交友、暴力、被害者意識などは再非行防止と深く関係します。
選択肢の確認
1.治療的指導
判定:誤り。
治療的指導という表現は、心理的・医療的な支援を広く連想させますが、本問で問われる少年院の特定生活指導の名称としては該当しません。
2.家族関係指導
判定:正しい。
家族関係に課題を有する在院者に対して、家族との関係や家庭環境を見直し、社会復帰後の生活を安定させるために行われる指導です。特定生活指導に該当します。
3.問題行動指導
判定:誤り。
問題行動への指導は少年院教育で重要ですが、特定生活指導としての具体的な名称としては、家族関係指導や薬物非行防止指導が適切です。
4.暴力団離脱指導
判定:誤り。
暴力団からの離脱支援は成人矯正や更生保護の文脈で重要ですが、少年院における特定生活指導として本問で選ぶべきものではありません。
5.薬物非行防止指導
判定:正しい。
薬物に関する非行や問題を有する在院者に対し、薬物の危険性、再使用防止、生活上のリスク管理などを扱う指導です。特定生活指導に該当します。
覚えるポイント
- 特定生活指導は、在院者の特定の事情や問題性の改善を図る指導です。
- 家族関係指導と薬物非行防止指導は、特定生活指導に該当します。
- 少年院の指導は、再非行防止と社会復帰支援を目的に行われます。