7PM85第7回 公認心理師国家試験 過去問

心理学基礎-06 感覚・知覚:視覚・奥行き・精神物理

ウェーバーの法則の説明として、最も適切なものを 1 つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、ウェーバーの法則の定義が問われています。

キーワードは、「刺激の大きさ」と「弁別閾」の比です。

解説

ウェーバーの法則は、刺激の変化に気づくために必要な最小の差、つまり弁別閾が、もとの刺激の大きさに比例するという法則です。

言い換えると、刺激の大きさに対する弁別閾の比が一定になります。

たとえば、軽い荷物に少し重さを加えると違いに気づきやすい一方で、重い荷物では同じ量を加えても違いに気づきにくくなります。もとの刺激が大きいほど、違いに気づくためにはより大きな変化が必要になります。

感覚・知覚のポイント
ウェーバーの法則は「弁別閾ともとの刺激の比が一定」です。フェヒナーの法則やスティーヴンスのべき法則と混同しないようにします。

選択肢の確認

1.感覚量は刺激の大きさの対数に比例して増加する。
判定:適切とはいえない。
これはフェヒナーの法則の説明です。感覚量が刺激強度の対数に比例するという考え方であり、ウェーバーの法則そのものではありません。

2.刺激の大きさとその刺激の弁別閾の比は一定になる。
判定:最も適切。
ウェーバーの法則は、弁別閾がもとの刺激の大きさに比例し、刺激の大きさに対する弁別閾の比が一定になるという法則です。問題文の説明に合致します。

3.感覚量はもとの刺激の大きさの「べき乗」に比例する。
判定:適切とはいえない。
これはスティーヴンスのべき法則の説明です。感覚量が刺激強度のべき乗に比例するという考え方であり、ウェーバーの法則とは異なります。

4.刺激には知覚できるかできないかの境になる強度がある。
判定:適切とはいえない。
これは絶対閾に関する説明です。刺激が存在すると知覚できる最小の強度を扱うものであり、弁別閾の比を扱うウェーバーの法則とは異なります。

5.感覚を生じさせる対象に対する評価は心理的連続体上に分布する。
判定:適切とはいえない。
これは尺度構成や精神物理学的測定に関連する考え方として理解できますが、ウェーバーの法則の定義ではありません。

覚えるポイント

  • ウェーバーの法則は、刺激の大きさと弁別閾の比が一定になるという法則です。
  • フェヒナーの法則は、感覚量が刺激強度の対数に比例するという考え方です。
  • スティーヴンスのべき法則は、感覚量が刺激強度のべき乗に比例するという考え方です。

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