8AM14第8回 公認心理師国家試験 過去問

心理学基礎-12 社会心理:説得・不協和・対人魅力

恋愛の萌芽から進展に至るプロセスを包括的に説明する理論やモデルとして、最も適切なものを1つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、恋愛関係が始まり、進展していくプロセスを説明する理論が問われています。

キーワードは、「恋愛の萌芽から進展」「包括的に説明」です。

解説

SVR 理論は、恋愛関係や配偶者選択の発展過程を説明する理論です。

SVR は、Stimulus、Value、Role の頭文字です。恋愛関係の進展を、刺激、価値、役割という段階で理解します。

最初の段階では、外見や雰囲気、接触機会などの刺激が魅力に関わります。次に、価値観、興味、態度、人生観などの類似性や一致が重要になります。さらに関係が進むと、生活の中で互いがどのような役割を担うか、役割期待が合うかが重要になります。

したがって、恋愛の萌芽から進展までを包括的に説明する理論として、SVR理論が最も適切です。

社会心理学のポイント
SVR理論は、刺激、価値、役割の順に関係が深まると考えます。単純接触理論は接触回数と好意、バランス理論は認知的均衡として区別します。

選択肢の確認

1.SVR 理論
判定:最も適切。
恋愛や配偶者選択の進展を、刺激、価値、役割の段階で説明する理論です。恋愛の萌芽から進展を包括的に説明するものとして適切です。

2.単純接触理論
判定:適切とはいえない。
単純接触理論は、接触回数が増えるほど好意が高まりやすいという理論です。恋愛の初期的な好意形成には関係しますが、恋愛の進展全体を包括的に説明する理論としてはSVR理論が適切です。

3.バランス理論
判定:適切とはいえない。
バランス理論は、人、他者、対象の関係における認知的均衡を説明する理論です。恋愛関係の進展全体を段階的に説明する理論ではありません。

4.社会的比較理論
判定:適切とはいえない。
社会的比較理論は、人が自分の能力や意見を他者と比較して評価することを説明する理論です。恋愛の発展過程を説明する中心理論ではありません。

5.自己評価維持モデル
判定:適切とはいえない。
自己評価維持モデルは、近しい他者の成功が自己評価に与える影響を説明するモデルです。恋愛の萌芽から進展までを包括的に説明するものではありません。

覚えるポイント

  • SVR 理論は、恋愛関係の進展を説明します。
  • Sは刺激、Vは価値、Rは役割です。
  • 単純接触理論は、接触回数と好意の関係を説明する理論です。

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