8PM78|第8回 公認心理師国家試験 過去問
厚生労働省による「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」において、虐待を行った養護者の続柄として、最も多いものを1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、厚生労働省の高齢者虐待に関する調査結果において、虐待を行った養護者の続柄として最も多いものが問われています。
キーワードは、「養護者による高齢者虐待」と「息子」です。
解説
高齢者虐待防止法では、高齢者虐待を、養護者による虐待と養介護施設従事者等による虐待に分けて考えます。
養護者とは、高齢者を現に養護する家族、親族、同居人などを指します。家庭内での虐待では、介護負担、家族関係の葛藤、経済的困難、孤立、認知症のBPSDへの対応困難など、複数の要因が重なりやすくなります。
厚生労働省の調査結果では、虐待を行った養護者の続柄として、息子が最も多いものとして示されています。
公認心理師としては、単に「誰が多いか」を暗記するだけでなく、家庭内で介護負担がどのように偏っているか、支援機関につながっているか、高齢者本人と養護者の双方にどのような支援が必要かを考えることが重要です。
福祉領域のポイント
高齢者虐待では、被虐待者の安全確保と同時に、養護者の介護負担、孤立、精神的・経済的困難への支援も検討します。
選択肢の確認
1.夫
判定:適切とはいえない。
夫による虐待も起こり得ますが、調査結果において虐待を行った養護者の続柄として最も多いものは息子です。
2.妻
判定:適切とはいえない。
妻が養護者となる場合もありますが、本問で問われている最も多い続柄には該当しません。
3.娘
判定:適切とはいえない。
娘が介護や養護を担う場合もあり、虐待者の続柄としてみられます。ただし、調査結果で最も多いものとしては息子が適切です。
4.息子
判定:最も適切。
厚生労働省の調査結果において、虐待を行った養護者の続柄として最も多いものは息子です。高齢者虐待に関する統計として押さえておく必要があります。
5.息子の配偶者
判定:適切とはいえない。
息子の配偶者が介護を担う場合もありますが、虐待を行った養護者の続柄として最も多いものではありません。
覚えるポイント
- 養護者による高齢者虐待で、虐待者の続柄として最も多いものは息子です。
- 高齢者虐待では、本人の安全確認と養護者支援の両方が重要です。
- 地域包括支援センター、市町村、医療・介護機関との連携を考えます。