9AM3第9回 公認心理師国家試験 過去問

公認心理師の職責・倫理-06 多職種連携・チーム医療・リエゾン

精神科リエゾンチーム加算において、公認心理師の他にチーム構成要件を満たす職種として、適切なものを 1 つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、医療領域における精神科リエゾンチームの構成職種が問われています。

精神科リエゾンは、身体疾患の治療を受けている患者に生じる精神症状、心理的苦痛、せん妄、不安、抑うつ、服薬上の問題などに対して、多職種で支援するチームアプローチです。

解説

精神科リエゾンチーム加算では、精神科医師、看護師、精神保健福祉士、公認心理師、作業療法士、薬剤師など、精神科医療や心理社会的支援に関わる専門職がチームとして関与することが想定されます。

本問では、公認心理師以外にチーム構成要件を満たす職種として適切なものを選びます。選択肢の中では、薬剤師が該当します。

薬剤師は、向精神薬を含む薬物療法、身体疾患治療薬との相互作用、副作用、服薬状況の確認などに関与します。リエゾンチームでは、心理的支援だけでなく、薬物療法や身体管理を含めた総合的な支援が重要です。

多職種連携での注意点
医療領域では、公認心理師だけで支援を完結させません。医師、看護師、薬剤師、精神保健福祉士、作業療法士などと情報を共有し、役割分担を明確にします。

言語聴覚士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師はいずれも医療に重要な職種ですが、本問の精神科リエゾンチーム加算における構成職種としては、薬剤師が最も適切です。

選択肢の確認

1.薬剤師
判定:正しい。
薬剤師は、精神科リエゾンチーム加算において、公認心理師以外にチーム構成要件を満たす職種として適切です。薬物療法、副作用、相互作用、服薬支援などの観点からチーム医療に貢献します。

2.言語聴覚士
判定:誤り。
言語聴覚士は、言語、聴覚、嚥下、コミュニケーションなどの支援を行う重要な専門職です。しかし、本問で問われている精神科リエゾンチーム加算の構成職種としては、選択肢の中では薬剤師が適切です。

3.臨床検査技師
判定:誤り。
臨床検査技師は、検体検査や生理機能検査などを担う専門職です。医療チームにおいて重要ですが、精神科リエゾンチーム加算の構成要件を満たす職種として本問で求められているものではありません。

4.臨床工学技士
判定:誤り。
臨床工学技士は、生命維持管理装置など医療機器の操作や保守管理を担います。精神科リエゾンチームの構成職種として問われるものではありません。

5.診療放射線技師
判定:誤り。
診療放射線技師は、画像検査や放射線治療に関わる専門職です。医療に不可欠な職種ですが、精神科リエゾンチーム加算の構成要件を満たす職種としては、本問では該当しません。

覚えるポイント

  • 精神科リエゾンは、身体医療の場で精神・心理面の問題に対応する多職種チームです。
  • 公認心理師は、心理アセスメント、心理支援、家族支援、チーム内の心理的見立ての共有を担います。
  • 薬剤師は、服薬、副作用、相互作用など薬物療法の観点からチームに関与します。
  • 医療領域の制度問題では、職種名とチーム内の役割をセットで覚えます。

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