9PM114第9回 公認心理師国家試験 過去問

発達心理学-07 老年期・喪失・悲嘆

めまいやふらつき、失神などの原因になることから、高血圧症の治療のためにカルシウム拮抗薬を服用している高齢者が、摂取を避けるべき食品として、最も適切なものを 1 つ選べ。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、カルシウム拮抗薬と食品の相互作用として、グレープフルーツを避ける必要があることが問われています。

高齢者では、薬の作用が強く出ることで、めまい、ふらつき、失神、転倒などにつながる可能性があります。

解説

カルシウム拮抗薬は、高血圧症や狭心症などの治療で用いられる薬です。血管を広げて血圧を下げる働きがあります。

一部のカルシウム拮抗薬では、グレープフルーツに含まれる成分が薬の代謝に影響し、血中濃度が上昇することがあります。その結果、薬の作用が強くなりすぎ、血圧が下がりすぎる、めまい、ふらつき、失神などが起こる可能性があります。

高齢者では、ふらつきや失神は転倒、骨折、頭部外傷につながりやすいため、特に注意が必要です。

医療・保健領域での注意点
公認心理師は薬を処方しませんが、服薬に伴う生活上の注意、転倒リスク、家族や医療職との情報共有の重要性を理解しておく必要があります。

納豆はワルファリンとの関連で注意されることがありますが、本問のカルシウム拮抗薬で避けるべき食品としては、グレープフルーツが最も適切です。

選択肢の確認

1.牛乳
判定:誤り。
牛乳は、薬剤によっては吸収に影響することがありますが、カルシウム拮抗薬を服用している高齢者が、めまいやふらつき、失神の原因として特に避けるべき食品としてはグレープフルーツが適切です。

2.納豆
判定:誤り。
納豆はビタミンKを含むため、ワルファリンなどの抗凝固薬との関係で注意されます。カルシウム拮抗薬との相互作用として本問で問われている食品ではありません。

3.カフェイン
判定:誤り。
カフェインは、覚醒作用や動悸、不眠などに関係することがあります。ただし、カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げ、めまいやふらつきの原因となる食品として最も適切なのはグレープフルーツです。

4.ブロッコリー
判定:誤り。
ブロッコリーもビタミンKを含む食品として、抗凝固薬との関係で注意されることがあります。しかし、カルシウム拮抗薬との相互作用として本問で問われている食品ではありません。

5.グレープフルーツ
判定:最も適切。
グレープフルーツは、一部のカルシウム拮抗薬の代謝に影響し、薬の血中濃度を上昇させることがあります。その結果、血圧低下、めまい、ふらつき、失神などを起こす可能性があり、本問の正答です。

覚えるポイント

  • カルシウム拮抗薬とグレープフルーツの相互作用を押さえます。
  • 薬の作用が強く出ると、低血圧、めまい、ふらつき、失神が起こることがあります。
  • 高齢者では、ふらつきが転倒や骨折につながるため重要です。
  • 納豆は、主にワルファリンとの関連で注意されます。

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