38Q31第38回 社会福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第37・38回)共通科目社会保障

労働保険の適用に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

労災保険は業務上・通勤による災害から労働者を保護し、雇用保険は失業等に備える制度です。学生、派遣労働者、高年齢者、事業主について、どの制度がどの立場に適用されるかを分けて考えます。

解説

雇用保険は2017年から65歳以上の労働者も要件を満たせば被保険者となり、被保険者年齢の上限はありません。したがって4が最も適切です。昼間学生でも労働者として雇用されれば労災保険は適用されます。派遣労働者の労災保険上の事業主は雇用関係のある派遣元です。事業主の保険料滞納があっても、被災労働者への給付が直ちに停止されるわけではありません。

選択肢の確認

1.労働者のうち昼間学生には、労働者災害補償保険が適用されない。
誤り。労災保険は労働者であれば学生かどうかを問わず適用され、昼間学生も対象になります。

2.派遣労働者については、派遣先が労働者災害補償保険の適用事業となる。
誤り。派遣労働者を雇用して賃金を支払う派遣元の事業が、労災保険の適用事業となります。

3.事業主が労災保険料を滞納する間は、労働者災害補償保険の給付は行われない。
誤り。事業主の納付義務違反によって労働者の保護を失わせず、給付後に事業主から費用徴収する場合があります。

4.雇用保険が適用される被保険者の年齢には、上限が設けられていない。
正答。所定労働時間などの要件を満たせば、65歳以上でも高年齢被保険者となり得ます。

5.従業員を使用しない個人事業主は、雇用保険の被保険者となる。
誤り。雇用保険は原則として雇用される労働者の制度であり、事業主本人は被保険者になりません。

覚えるポイント

労災は学生にも適用、派遣では派遣元、保険料滞納でも労働者を保護します。雇用保険は65歳以上も対象ですが、事業主本人は対象外です。

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