37PM43|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生臨床工学技士法・機器管理業務範囲・医師の指示・保守点検・信頼性
信頼度 0.90 の心拍計と信頼度 0.80 の脈拍計を同時に使用した。このときの心拍数、脈拍数のどちらかが測定できる信頼度はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、2つの機器を同時に使ったとき、どちらか一方でも測定できる信頼度を求めます。
「どちらかが測定できる」は、逆に考えると、
- 両方とも測定できない場合以外は成功
です。
したがって、
- どちらかが測定できる信頼度 = 1 - 両方とも故障する確率
で求めます。
解説
心拍計の信頼度は0.90です。
つまり、心拍計が測定できない確率は、
- 1 - 0.90 = 0.10
です。
脈拍計の信頼度は0.80です。
つまり、脈拍計が測定できない確率は、
- 1 - 0.80 = 0.20
です。
心拍計と脈拍計の両方が測定できない確率は、
- 0.10 × 0.20 = 0.02
です。
したがって、心拍数または脈拍数のどちらかが測定できる信頼度は、
- 1 - 0.02 = 0.98
となります。
よって、選択肢5が正答です。
ひっかけポイント
0.90 × 0.80 = 0.72 は「両方とも測定できる信頼度」です。この問題は「どちらかが測定できる」なので、両方故障する確率を引くのがポイントです。
選択肢の確認
1.誤り。
0.72は、心拍計と脈拍計が両方とも測定できる確率です。問題は「どちらかが測定できる」信頼度を問うため不適切です。
2.誤り。
0.80は脈拍計単独の信頼度です。2つの機器を同時に使った場合の信頼度ではありません。
3.誤り。
0.85は2つの信頼度の平均に近い値ですが、信頼度の計算では平均をとりません。
4.誤り。
0.94は、両方故障する確率を正しく扱っていない値です。両方故障する確率は0.02です。
5.正しい。
両方とも測定できない確率は 0.10 × 0.20 = 0.02 です。したがって、どちらかが測定できる信頼度は 1 - 0.02 = 0.98 です。
覚えるポイント
- 「両方成功」は、それぞれの信頼度を掛けます。
- 「どちらか一方でも成功」は、1 - 両方失敗で求めると簡単です。
- 心拍計が失敗する確率は0.10です。
- 脈拍計が失敗する確率は0.20です。
- 両方失敗は0.02なので、どちらかが測定できる信頼度は0.98です。