38PM46|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
電気電子工学電磁気・電磁波磁気シールド・導体間力・電磁波速度
6 cm離れた2点A、BにそれぞれQ[C]、4Q[C]の正の点電荷がある。3個目の点電荷を線分AB上に置くとき、これに働く力がつりあうAからの距離[cm]はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、2つの点電荷から受けるクーロン力のつりあいが問われています。
距離が近いほど力は大きくなり、電荷量が大きいほど力も大きくなります。Bには4Qの電荷があるため、つりあう点は中央ではなく、電荷の小さいA側に寄ります。
解説
クーロン力の大きさは、次の式で表されます。
- F = k × |q1 q2| / r^2
ここで、
- Aの電荷:Q
- Bの電荷:4Q
- AとBの距離:6 cm
- 3個目の点電荷を置く位置:Aからx cm
- Bからの距離:6 - x cm
線分AB上で力がつりあうためには、Aから受ける力とBから受ける力の大きさが等しくなる必要があります。
3個目の点電荷の電荷量をqとすると、
- Aから受ける力:kQq / x^2
- Bから受ける力:k × 4Qq / (6 - x)^2
つりあい条件は、
- kQq / x^2 = k × 4Qq / (6 - x)^2
共通するk、Q、qを消すと、
- 1 / x^2 = 4 / (6 - x)^2
両辺の平方根をとると、
- 1 / x = 2 / (6 - x)
したがって、
- 6 - x = 2x
- 3x = 6
- x = 2 cm
よって、Aからの距離は2.0 cmです。
計算の流れ
4QはQの4倍の電荷量なので、同じ力にするには4Qからの距離を2倍にする必要があります。つまり、Aから2 cm、Bから4 cmの位置でつりあいます。
選択肢の確認
1.誤り。
Aから1.0 cmではAに近すぎます。Aから受ける力が大きくなり、つりあいません。
2.誤り。
Aから1.2 cmでもAに近すぎ、Aから受ける力が大きくなります。
3.誤り。
Aから1.5 cmでは、Bからの距離が4.5 cmとなり、力の大きさが等しくなりません。
4.正しい。
Aから2.0 cm、Bから4.0 cmの位置では、Bの電荷量が4倍であることと距離の2乗の関係により、力がつりあいます。
5.誤り。
Aから3.0 cmは中央です。Bの電荷が4Qと大きいため、Bから受ける力の方が大きくなります。
覚えるポイント
- クーロン力は電荷量に比例し、距離の2乗に反比例します。
- 電荷量が4倍なら、同じ力にするには距離を2倍にします。
- つりあい点は、電荷量の小さい側に近くなります。
- この問題では、Aから2 cm、Bから4 cmの位置です。
- 計算では、距離をxと6 - xに分けて式を立てます。