38PM58|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
Bluetoothについて誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、Bluetoothの基本的な特徴が問われています。
Bluetoothは、近距離無線通信に用いられる規格です。2.4 GHz帯を使用し、ペアリングによって機器同士を接続します。
解説
Bluetoothは、スマートフォン、イヤホン、マウス、キーボード、スマートウォッチ、医療・健康管理用のウェアラブルデバイスなどで使われる近距離無線通信です。
使用する周波数帯は、2.4 GHz帯です。この帯域はWi-Fiなどでも使われるため、電波干渉や混雑の影響を受けることがあります。
Bluetoothでは、機器同士を接続する前にペアリングを行います。これにより、どの機器と通信するかを登録し、意図しない接続を防ぎます。
通信距離は機器のクラス、送信出力、周囲環境によって変わりますが、基本的には近距離通信用です。一般的な用途で「1 km以上の距離で通信が可能」とするのは不適切です。
また、Bluetoothは省電力性や簡便な接続が特徴ですが、一般にWi-Fiよりデータ転送速度は遅くなります。そのため、大容量データ通信よりも、音声、センサ情報、入力機器、ウェアラブル機器などに向いています。
医療情報・機器管理での注意点
Bluetoothを使う医療・ヘルスケア機器では、ペアリング相手、電池残量、通信切断、電波干渉、個人情報の扱いを確認します。無線通信は便利ですが、接続状態とセキュリティ管理が重要です。
ひっかけポイント
Bluetoothは「近距離・省電力」の無線通信として覚えます。長距離通信を目的とする規格ではありません。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
Bluetoothは2.4 GHz帯を使用します。Wi-Fiなどと同じ周波数帯を使う場合があり、電波環境に注意が必要です。
2.正答。記述としては誤り。
Bluetoothは基本的に近距離無線通信です。一般的なBluetooth機器で1 km以上の通信を行うものとして扱うのは不適切です。
3.記述としては正しい。
Bluetoothでは、通信する機器同士を登録するペアリングが必要です。
4.記述としては正しい。
Bluetoothは一般にWi-Fiよりもデータ転送速度が遅いです。その代わり、省電力で小型機器との接続に向いています。
5.記述としては正しい。
Bluetoothはスマートウォッチや活動量計などのウェアラブルデバイスに使われます。
覚えるポイント
- Bluetoothは近距離無線通信です。
- 使用周波数帯は2.4 GHz帯です。
- 接続にはペアリングが必要です。
- 一般にWi-Fiより通信速度は遅いです。
- ウェアラブルデバイスや周辺機器に広く使われます。