38PM67第38回 臨床工学技士国家試験 過去問

ME安全管理学医療ガス・手術室安全酸素/二酸化炭素ボンベ・支燃性ガス・気腹・レーザ

高気圧酸素治療中、装置内に持ち込むことができるのはどれか。 a.義 歯 b.ガーゼ c.アルコール綿 d.補聴器 e.カイロ

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、**高気圧酸素治療(HBO)**中に装置内へ持ち込める物品と、持ち込み禁止物品が問われています。

高気圧酸素治療では、高濃度酸素環境となるため、火災・発火・爆発の危険を避けることが最重要です。

小項目の正誤は次のように整理します。

  • a:持ち込める
  • b:持ち込める
  • c:持ち込めない
  • d:持ち込めない
  • e:持ち込めない

したがって、a、bを含む選択肢1が正答です。

解説

高気圧酸素治療では、患者を高い気圧環境下に置き、高濃度酸素を吸入させます。酸素そのものは燃えませんが、燃焼を強く助けるため、可燃物や発火源の管理が非常に重要です。

義歯ガーゼは、条件に注意しながら装置内に持ち込める物品として扱います。ガーゼは医療処置上必要になることがありますが、油脂やアルコールを含まない清潔なものを用います。

一方、アルコール綿は揮発性・可燃性があり、高濃度酸素環境では火災リスクが高いため持ち込みできません。

補聴器は電池を含む電子機器であり、火花や発熱、電池トラブルの危険があるため持ち込みできません。

カイロは発熱する物品であり、高気圧酸素環境では危険です。酸化反応や発熱が関係するものは避けます。

安全管理上のポイント
高気圧酸素治療では「燃えるもの」「揮発性のもの」「電池・電子機器」「発熱するもの」を持ち込まないことが基本です。

臨床工学技士としての注意点
治療前には、患者の衣類、ポケット内物品、貼付剤、整髪料、化粧品、カイロ、電子機器、電池類を確認します。火災事故防止は高気圧酸素治療管理の最重要項目です。

選択肢の確認

1.正しい。
選択肢1はa、bの組合せです。義歯とガーゼは、この設問では装置内に持ち込むことができるものとして扱います。

2.誤り。
選択肢2はa、eの組合せです。義歯は持ち込めますが、カイロは発熱物であり持ち込めません。

3.誤り。
選択肢3はb、cの組合せです。ガーゼは持ち込めますが、アルコール綿は可燃性があり持ち込めません。

4.誤り。
選択肢4はc、dの組合せです。アルコール綿も補聴器も持ち込めません。

5.誤り。
選択肢5はd、eの組合せです。補聴器は電子機器、カイロは発熱物であり、どちらも持ち込めません。

覚えるポイント

  • 高気圧酸素治療では火災予防が最重要です。
  • アルコール綿は可燃性があるため持ち込み禁止です。
  • 補聴器などの電子機器・電池類は持ち込み禁止です。
  • カイロなどの発熱物は持ち込み禁止です。
  • 持ち込み物品は治療前に必ず確認します。

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