39AM25第39回 臨床工学技士国家試験 過去問

人体の構造と機能血液・免疫・凝固ABO式血液型・DIC・NK/液性免疫・凝固因子

続発性免疫不全症の原因でないのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、続発性免疫不全症の原因が問われています。

続発性免疫不全症は、生まれつきではなく、病気や治療、栄養状態、加齢などによって二次的に免疫機能が低下する状態です。

解説

免疫不全症は、大きく次の2つに分けられます。

  • 原発性免疫不全症
  • 続発性免疫不全症

続発性免疫不全症は、他の疾患や治療によって免疫機能が低下するものです。

代表的な原因には次のものがあります。

  • ステロイド治療
  • 免疫抑制薬
  • 悪性腫瘍
  • 糖尿病
  • 慢性腎不全
  • 維持透析
  • 低栄養
  • HIV 感染症

骨粗しょう症は骨量低下や骨折リスク増加に関係する疾患であり、続発性免疫不全症の代表的原因ではありません。

ひっかけポイント
「高齢者に多い疾患」だから免疫不全の原因と考えるのではなく、免疫細胞の機能低下や感染防御能低下に直接関わるかで判断します。

選択肢の確認

1.原因として該当します。
ステロイド治療は免疫反応を抑制します。長期投与や高用量投与では感染リスクが上昇し、続発性免疫不全の原因になります。

2.正答。原因ではありません。
骨粗しょう症は骨密度低下や骨折リスクに関係する疾患です。続発性免疫不全症の代表的原因ではありません。

3.原因として該当します。
維持透析患者では、尿毒症、栄養状態、慢性炎症、血液透析に伴う要因などにより免疫機能が低下しやすくなります。

4.原因として該当します。
悪性腫瘍では、疾患そのものや抗がん薬治療、放射線治療などにより免疫機能が低下することがあります。

5.原因として該当します。
糖尿病では好中球機能や血流障害などにより感染防御能が低下し、感染症にかかりやすくなります。

覚えるポイント

  • 続発性免疫不全症は、後天的な原因で免疫が低下する状態です。
  • ステロイド治療は免疫抑制を起こします。
  • 維持透析、悪性腫瘍、糖尿病は感染リスク上昇と関係します。
  • 骨粗しょう症は続発性免疫不全症の代表的原因ではありません。
  • 臨床工学技士は、透析患者の感染リスクを常に意識します。

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