37AM13|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生医療安全・感染対策安全管理体制・消毒・感染性廃棄物・SSI
粘膜に使用される消毒液はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、粘膜に使用できる消毒薬が問われています。
粘膜は皮膚より刺激に弱いため、すべての消毒薬を使えるわけではありません。粘膜に使用される代表的な消毒薬として、ポビドンヨードを押さえます。
解説
ポビドンヨードは、ヨウ素系の消毒薬です。皮膚消毒だけでなく、製剤や適応に応じて口腔、咽頭、腟などの粘膜消毒にも用いられます。
一方、消毒用エタノール、過酢酸、グルタラール、次亜塩素酸ナトリウムは、粘膜へ直接使用する薬剤としては不適切です。特に、過酢酸やグルタラールは医療器具の高水準消毒に用いられる薬剤であり、人体の粘膜に使用するものではありません。
ひっかけポイント
「強い消毒作用がある薬剤」ほど人体に使えるとは限りません。粘膜に使う薬剤では、殺菌力だけでなく組織刺激性を考える必要があります。
選択肢の確認
1.正しい。
ポビドンヨードは、皮膚や粘膜の消毒に用いられる代表的な消毒薬です。粘膜に使用される消毒液として適切です。
2.誤り。
消毒用エタノールは皮膚消毒に用いられますが、粘膜には刺激が強く、乾燥や疼痛を起こしやすいため適しません。
3.誤り。
過酢酸は強い殺菌作用をもち、内視鏡など医療器具の高水準消毒に用いられます。人体の粘膜に使用する消毒薬ではありません。
4.誤り。
グルタラールは医療器具の高水準消毒に用いられます。毒性や刺激性があるため、粘膜に直接使用する薬剤ではありません。
5.誤り。
次亜塩素酸ナトリウムは環境消毒や器具消毒に用いられますが、粘膜には刺激性が強く不適切です。
覚えるポイント
- 粘膜に使用される消毒薬としてポビドンヨードを押さえます。
- 消毒用エタノールは粘膜には刺激が強いため不適切です。
- 過酢酸とグルタラールは主に医療器具の高水準消毒に使います。
- 消毒薬は、使用部位と濃度を誤ると組織障害につながります。