37AM14第37回 臨床工学技士国家試験 過去問

病理・臨床医学呼吸器疾患COPD・喘息・無気肺・ARDS・CO₂ナルコーシス

COPD の最大の危険因子はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、COPDの最大の危険因子が問われています。

COPDは慢性閉塞性肺疾患のことで、主に喫煙による長期の気道・肺胞障害が原因となります。

解説

COPDでは、慢性的な気道炎症や肺胞破壊により、呼気時に空気を吐き出しにくくなります。代表的な病態には、慢性気管支炎と肺気腫があります。

最大の危険因子は喫煙です。喫煙により気道炎症、粘液分泌増加、線毛運動低下、肺胞壁破壊が起こり、閉塞性換気障害が進行します。

臨床工学技士としては、COPD患者に対する酸素療法や人工呼吸管理で、CO₂貯留にも注意します。重症例では高濃度酸素投与によりCO₂ナルコーシスが問題となることがあります。

国家試験ではここを押さえる
COPDの危険因子を問われたら、まず喫煙を選びます。呼吸療法では、酸素化だけでなく換気、PaCO₂、意識状態を合わせて確認します。

選択肢の確認

1.誤り。
加齢により呼吸機能は低下しやすくなりますが、COPDの最大の危険因子ではありません。

2.誤り。
肥満は換気障害や睡眠時無呼吸などに関係しますが、COPDの最大の危険因子ではありません。

3.正しい。
喫煙はCOPDの最大の危険因子です。長期喫煙により気道炎症と肺胞破壊が進行します。

4.誤り。
アスベスト曝露は石綿肺、胸膜中皮腫、肺癌などと関連します。COPDの最大の危険因子としては喫煙が重要です。

5.誤り。
アトピー素因は気管支喘息などと関連します。COPDの最大の危険因子ではありません。

覚えるポイント

  • COPDの最大の危険因子は喫煙です。
  • COPDでは閉塞性換気障害を示します。
  • 肺気腫では肺胞壁破壊、慢性気管支炎では気道炎症や喀痰が重要です。
  • COPD患者の酸素療法では、CO₂貯留に注意します。

関連問題

37AM1337AM15
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)