37PM2|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
図のマークについて正しいのはどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、図に示されたバイオハザードマークの意味が問われています。
このマークは、血液、体液、病原体、感染性物質などによる生物学的危険性を示します。医療現場では、感染性廃棄物や感染性物質を扱う場面で重要です。
図で見るポイント
図は、三つの弧が中心を囲む特徴的なバイオハザードマークです。放射線マークや化学物質マークではなく、感染性物質・生物学的危険を示すマークです。
解説
図のマークは、バイオハザードマークです。
バイオハザードとは、細菌、ウイルス、血液、体液、感染性物質などによって、人や環境に感染の危険がある状態を指します。
医療機関では、次のようなものが感染性廃棄物として扱われます。
- 血液や体液が付着したガーゼ、チューブ、手袋など
- 注射針、穿刺針、メス刃などの鋭利物
- 感染症患者に使用した医療材料
- 病原体を含む可能性のある検体や器材
これらは一般廃棄物と同じように捨ててはいけません。感染拡大や針刺し事故を防ぐため、専用容器へ分別し、施設の手順に従って処理します。
臨床工学技士も、血液透析、人工心肺、人工呼吸器、内視鏡関連機器、吸引器など、血液や体液に接触する機器を扱います。そのため、感染性廃棄物の識別と処理は重要です。
臨床工学技士としての注意点
回路、チューブ、フィルタ、血液が付着した消耗品、穿刺針などは、感染性廃棄物として適切に分別します。廃棄時には、手袋、ゴーグル、マスクなどの個人防護具を用い、針刺しや血液曝露を防ぎます。
選択肢の確認
1.誤り。
環境保全推進を示すマークではありません。環境保全に関係するマークには、リサイクルマークなど別の表示があります。
2.正しい。
図はバイオハザードマークであり、感染性物質や感染性廃棄物に関係します。感染性廃棄物処理を示すものとして適切です。
3.誤り。
化学汚染防止を示すマークではありません。化学物質の危険性は、腐食性、毒性、可燃性などを示す別の標識で表されます。
4.誤り。
放射線防護を示すマークではありません。放射線防護では、三つ葉状の放射線標識が用いられます。バイオハザードマークとは形が異なります。
5.誤り。
食品衛生管理を示すマークではありません。この図は食品の安全管理ではなく、感染性物質や病原体に関係する危険を示します。
覚えるポイント
- 図のマークはバイオハザードマークです。
- バイオハザードマークは、感染性物質や感染性廃棄物に関係します。
- 血液や体液が付着した医療材料は、感染性廃棄物として分別します。
- 針や鋭利物は、耐貫通性の専用容器に廃棄します。
- 放射線マーク、化学物質マーク、環境マークと混同しないようにします。