38AM19|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生医療安全・感染対策安全管理体制・消毒・感染性廃棄物・SSI
標準予防策において感染性が低いのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、標準予防策で感染性を考える体液・排泄物が問われています。
標準予防策では、血液、体液、分泌物、排泄物などを感染の可能性があるものとして扱います。
解説
標準予防策は、すべての患者に対して行う基本的な感染対策です。
感染症の有無が分かっているかどうかに関係なく、血液や体液に触れる可能性がある場面では、手指衛生や個人防護具の使用を行います。
ただし、汗は標準予防策の対象となる体液の中では、一般に感染性が低いものとして扱われます。
一方、血液は感染性が高く、唾液、尿、便も状況によって病原体を含む可能性があります。
感染対策のポイント
医療現場では「見た目で感染性を判断しない」ことが重要です。血液、体液、分泌物、排泄物に触れる可能性があれば、手袋や手指衛生を適切に行います。
選択肢の確認
1.誤り。
唾液は病原体を含む可能性があります。特に口腔処置や歯科処置、吸引などでは感染対策が必要です。
2.誤り。
血液は感染性が高い体液です。針刺し、血液曝露、粘膜曝露には十分な注意が必要です。
3.誤り。
尿は尿路感染症などで病原体を含むことがあります。尿処理時には標準予防策を行います。
4.誤り。
便は腸管感染症の病原体を含むことがあります。接触感染対策が重要になる場面もあります。
5.正しい。
汗は、標準予防策で扱う体液・排泄物の中では感染性が低いとされます。ただし、汗で湿った皮膚に血液や体液が混在している場合は別に考えます。
覚えるポイント
- 標準予防策はすべての患者に適用する。
- 血液、体液、分泌物、排泄物は感染性があるものとして扱う。
- 汗は感染性が低いものとして扱われる。
- 手指衛生、手袋、マスク、ガウン、ゴーグルを状況に応じて使う。
- 吸引、透析、手術、血液回路操作では曝露対策を徹底する。