38AM18|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌
交感神経緊張状態はどれか。 a.瞳孔散大 b.心拍数減少 c.血圧低下 d.唾液量増加 e.消化管運動抑制
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、交感神経が緊張したときの身体反応が問われています。
組合せ問題なので、問題文中の a.b.c.d.e. をそれぞれ判定し、最終的に選択肢1〜5の組合せを選びます。
解説
交感神経は、緊張、運動、ストレス、出血、低血圧などに対応するための神経系です。
いわゆる「闘争・逃走反応」として、循環や呼吸を活動向きに変化させ、消化活動は抑制します。
交感神経緊張時の代表的な反応は次のとおりです。
- 瞳孔散大
- 心拍数増加
- 心収縮力増加
- 血圧上昇
- 気管支拡張
- 消化管運動抑制
- 唾液分泌の減少、粘稠化
小項目の正誤は次のように整理できます。
- a.正しい。交感神経緊張では瞳孔が散大します。
- b.誤り。心拍数は減少ではなく増加します。
- c.誤り。血圧は一般に低下ではなく上昇します。
- d.誤り。唾液量は増加ではなく減少しやすくなります。
- e.正しい。消化管運動は抑制されます。
よって、交感神経緊張状態に該当するのは a と e であり、選択肢2が正答です。
ひっかけポイント
交感神経は「活動・緊急対応」、副交感神経は「休息・消化」と考えると、各臓器の反応を整理しやすくなります。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1は a、b の組合せです。aは正しいですが、bは誤りです。交感神経緊張では心拍数は増加します。
2.正しい。
選択肢2は a、e の組合せです。瞳孔散大と消化管運動抑制はいずれも交感神経緊張時の反応です。
3.誤り。
選択肢3は b、c の組合せです。交感神経緊張では心拍数は増加し、血圧は上昇しやすくなります。
4.誤り。
選択肢4は c、d の組合せです。血圧低下も唾液量増加も、交感神経緊張の代表的反応ではありません。
5.誤り。
選択肢5は d、e の組合せです。eは正しいですが、dは誤りです。唾液量は増加ではなく減少しやすくなります。
覚えるポイント
- 交感神経緊張では瞳孔散大。
- 交感神経緊張では心拍数増加、血圧上昇。
- 交感神経緊張では消化管運動抑制。
- 副交感神経は消化管運動を促進し、心拍数を低下させる。
- 自律神経の問題は、臓器ごとの反応をセットで覚える。