38PM17|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生医療安全・感染対策安全管理体制・消毒・感染性廃棄物・SSI
グラム陽性菌はどれか。 a.緑膿菌 b.大腸菌 c.MRSA d.腸球菌 e.アシネトバクター属
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、代表的な細菌をグラム陽性菌とグラム陰性菌に分類できるかが問われています。
小項目の正誤は次のように整理します。
- a:誤り
- b:誤り
- c:正しい
- d:正しい
- e:誤り
したがって、c、dを含む選択肢4が正答です。
解説
グラム染色では、細菌の細胞壁構造の違いにより、グラム陽性菌とグラム陰性菌を区別します。
MRSAはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌で、黄色ブドウ球菌はグラム陽性球菌です。医療関連感染で非常に重要です。
腸球菌もグラム陽性球菌です。バンコマイシン耐性腸球菌、いわゆるVREなどが感染対策上問題になります。
一方、緑膿菌、大腸菌、アシネトバクター属はグラム陰性菌として扱います。特に緑膿菌とアシネトバクター属は、湿潤環境や医療関連感染、多剤耐性菌として臨床工学技士も注意が必要です。
感染対策のポイント
医療機器、人工呼吸器回路、透析関連機器、湿潤環境では、グラム陰性菌や多剤耐性菌の管理が重要です。MRSAやVREは接触感染対策も押さえます。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1はa、bの組合せです。緑膿菌と大腸菌はいずれもグラム陰性菌です。
2.誤り。
選択肢2はa、eの組合せです。緑膿菌とアシネトバクター属はいずれもグラム陰性菌です。
3.誤り。
選択肢3はb、cの組合せです。MRSAはグラム陽性菌ですが、大腸菌はグラム陰性菌です。
4.正しい。
選択肢4はc、dの組合せです。MRSAと腸球菌はいずれもグラム陽性菌です。
5.誤り。
選択肢5はd、eの組合せです。腸球菌はグラム陽性菌ですが、アシネトバクター属はグラム陰性菌です。
覚えるポイント
- MRSAはグラム陽性球菌です。
- 腸球菌はグラム陽性球菌です。
- 緑膿菌はグラム陰性菌です。
- 大腸菌はグラム陰性菌です。
- アシネトバクター属はグラム陰性菌です。
- 医療関連感染では、MRSA、VRE、緑膿菌、アシネトバクター属を区別して覚えます。