37PM17|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
真菌感染症はどれか。 a.マイコプラズマ肺炎 b.トラコーマ c.口腔カンジダ症 d.クリプトコッカス脳脊髄炎 e.肺アスペルギルス症
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、真菌感染症を見分ける知識が問われています。
真菌は、カビや酵母の仲間です。代表的な病原真菌として、カンジダ、クリプトコッカス、アスペルギルスなどがあります。
正しい小項目は、c、d、eです。
- c.口腔カンジダ症
- d.クリプトコッカス脳脊髄炎
- e.肺アスペルギルス症
解説
真菌感染症は、免疫低下患者、長期抗菌薬使用、ステロイド使用、糖尿病、HIV感染、臓器移植後などで問題になりやすい感染症です。
小項目を確認します。
口腔カンジダ症は、Candidaによる真菌感染症です。口腔内に白苔を認めることがあり、免疫低下や抗菌薬使用後に起こりやすくなります。
クリプトコッカス脳脊髄炎は、Cryptococcusによる真菌感染症です。免疫不全患者で髄膜炎や脳脊髄炎を起こすことがあります。
肺アスペルギルス症は、Aspergillusによる真菌感染症です。肺に病変を作り、免疫不全患者では侵襲性アスペルギルス症として重症化します。
一方、マイコプラズマ肺炎は細胞壁をもたない細菌であるマイコプラズマによる感染症です。真菌ではありません。
トラコーマはクラミジアによる感染症であり、真菌感染症ではありません。
ひっかけポイント
「マイコ」という語がついていても、マイコプラズマは真菌ではありません。真菌としては、カンジダ、クリプトコッカス、アスペルギルスをまず押さえます。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1はa、b、cの組合せです。cは真菌感染症ですが、aのマイコプラズマ肺炎とbのトラコーマは真菌感染症ではありません。
2.誤り。
選択肢2はa、b、eの組合せです。eは真菌感染症ですが、aとbが不適切です。
3.誤り。
選択肢3はa、d、eの組合せです。dとeは真菌感染症ですが、aのマイコプラズマ肺炎が不適切です。
4.誤り。
選択肢4はb、c、dの組合せです。cとdは真菌感染症ですが、bのトラコーマが不適切です。
5.正しい。
選択肢5はc、d、eの組合せです。口腔カンジダ症、クリプトコッカス脳脊髄炎、肺アスペルギルス症はいずれも真菌感染症です。
覚えるポイント
- 真菌感染症には、カンジダ、クリプトコッカス、アスペルギルスが重要です。
- 口腔カンジダ症は真菌感染症です。
- クリプトコッカスは髄膜炎や脳脊髄炎を起こします。
- アスペルギルスは肺感染症で重要です。
- マイコプラズマとクラミジアは真菌ではありません。