37AM25|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問

病理・臨床医学感染症・神経・免疫疾患AIDS・真菌・ギランバレー・脳死・頭蓋底骨折

後天性免疫不全症候群(AIDS)患者に発症しやすい感染症はどれか。 a.ニューモシスチス肺炎 b.食道カンジダ症 c.帯状疱疹 d.マイコプラズマ肺炎 e.肺炎球菌性肺炎

2つ選択
解答・解説を見る

正解: 1・2

正答

1又は2

この問題のポイント

この問題では、AIDS患者で発症しやすい感染症が問われています。

AIDSでは、HIV感染によりCD4陽性Tリンパ球が減少し、細胞性免疫が低下します。そのため、日和見感染症や一部の一般感染症が発症しやすくなります。

解説

AIDS患者で重要な感染症には、ニューモシスチス肺炎、カンジダ症、サイトメガロウイルス感染症、非結核性抗酸菌症、トキソプラズマ症、帯状疱疹などがあります。

小項目を確認すると、次のようになります。

  • a.ニューモシスチス肺炎:AIDSで重要な日和見感染症です。
  • b.食道カンジダ症:AIDSで発症しやすい真菌感染症です。
  • c.帯状疱疹:免疫低下で再活性化しやすい感染症です。
  • d.マイコプラズマ肺炎:AIDSに特徴的な日和見感染症としては扱いにくいです。
  • e.肺炎球菌性肺炎:HIV感染やAIDSで発症リスクが高くなる感染症です。

この設問では、a、b、cを含む選択肢1と、a、b、eを含む選択肢2のどちらも正答として扱います。

ひっかけポイント
AIDSでは「日和見感染症」だけでなく、肺炎球菌性肺炎のような一般的な細菌感染症のリスクも上がります。問題の正答が「又は」で示される場合は、どちらの組合せも成立する理由を確認します。

選択肢の確認

1.正しい。
選択肢1はa、b、cの組合せです。ニューモシスチス肺炎、食道カンジダ症、帯状疱疹はいずれもAIDS患者で発症しやすい感染症です。

2.正しい。
選択肢2はa、b、eの組合せです。ニューモシスチス肺炎、食道カンジダ症に加えて、肺炎球菌性肺炎もHIV感染やAIDSで発症しやすい感染症として重要です。

3.誤り。
選択肢3はa、d、eの組合せです。aとeは該当しますが、dのマイコプラズマ肺炎はAIDSに特徴的に発症しやすい感染症としては不適切です。また、重要なbの食道カンジダ症が含まれていません。

4.誤り。
選択肢4はb、c、dの組合せです。bとcは該当しますが、dが不適切です。また、AIDSで重要なaのニューモシスチス肺炎が含まれていません。

5.誤り。
選択肢5はc、d、eの組合せです。cとeは該当しますが、dが不適切です。また、aのニューモシスチス肺炎とbの食道カンジダ症が含まれていません。

覚えるポイント

  • AIDSでは細胞性免疫低下が重要です。
  • ニューモシスチス肺炎はAIDSで特に重要な日和見感染症です。
  • 食道カンジダ症はAIDS指標疾患として重要です。
  • 帯状疱疹は免疫低下で再活性化しやすくなります。
  • 肺炎球菌性肺炎もHIV感染やAIDSでリスクが高くなります。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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