38PM16|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生公衆衛生・統計死因統計・メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームの診断基準項目はどれか。 a.皮下脂肪蓄積 b.血圧高値 c.空腹時高血糖 d.低HDLコレステロール血症 e.高尿酸血症
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、メタボリックシンドロームの診断基準項目が問われています。
小項目の正誤は次のように整理します。
- a:誤り
- b:正しい
- c:正しい
- d:正しい
- e:誤り
したがって、b、c、dを含む選択肢4が正答です。
解説
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪蓄積を背景に、動脈硬化性疾患の危険因子が重なった状態です。
日本の診断基準では、まず内臓脂肪蓄積が重要です。具体的には腹囲が用いられます。ここで問われているaは皮下脂肪蓄積であり、内臓脂肪蓄積とは異なるため誤りです。
診断で確認する主な項目は次の3系統です。
- 血圧高値
- 空腹時高血糖
- 脂質異常、特に高トリグリセリド血症または低HDLコレステロール血症
高尿酸血症は生活習慣病や腎機能、痛風と関係しますが、メタボリックシンドロームの診断基準項目としては扱いません。
ひっかけポイント
メタボリックシンドロームでは、皮下脂肪ではなく内臓脂肪を押さえます。高尿酸血症は関連しやすい病態ですが、診断基準項目ではありません。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1はa、b、cの組合せです。bとcは診断基準項目ですが、aの皮下脂肪蓄積は不適切です。
2.誤り。
選択肢2はa、b、eの組合せです。bは診断基準項目ですが、aとeが不適切です。
3.誤り。
選択肢3はa、d、eの組合せです。dは診断基準項目ですが、aとeが不適切です。
4.正しい。
選択肢4はb、c、dの組合せです。血圧高値、空腹時高血糖、低HDLコレステロール血症はいずれも診断基準項目に含まれます。
5.誤り。
選択肢5はc、d、eの組合せです。cとdは診断基準項目ですが、eの高尿酸血症は診断基準項目ではありません。
覚えるポイント
- メタボリックシンドロームでは内臓脂肪蓄積が重要です。
- 診断基準項目には血圧高値が含まれます。
- 診断基準項目には空腹時高血糖が含まれます。
- 診断基準項目には低HDLコレステロール血症が含まれます。
- 皮下脂肪蓄積と高尿酸血症は、この問題の診断基準項目としては不適切です。