39AM8|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌
正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、血液成分、血漿と血清の違い、ヘマトクリット値、血漿タンパク質が問われています。
血液の基本用語は、臨床検査値や体外循環、血液浄化療法を理解するうえでも重要です。
解説
血液は、細胞成分と液体成分に分けられます。
- 細胞成分:赤血球、白血球、血小板
- 液体成分:血漿
血液から細胞成分を取り除いたものは血漿です。血漿からフィブリノゲンなどの凝固因子を除いたものが血清です。
ヘマトクリット値は、血液全体に対する赤血球容積の割合を示します。全血球の割合ではありません。
血漿タンパク質では、健常人では一般にアルブミンがグロブリンより高濃度です。アルブミンは膠質浸透圧の維持にも重要です。
ひっかけポイント
「血漿」と「血清」を混同しやすいです。血清は、血漿から凝固因子を除いたものです。
選択肢の確認
1.誤り。
血液から細胞成分を取り除いたものは血漿です。血清は、血漿から凝固因子を取り除いたものです。
2.誤り。
ヘマトクリット値は、血液に対する赤血球容積の割合です。全血球の体積比ではありません。
3.正しい。
健常人では、血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高いです。
4.誤り。
血漿から血液凝固に関わる物質を取り除いたものは血清です。血餅は血液凝固により形成される凝固塊です。
5.誤り。
健常人の血漿浸透圧は、0.9%食塩水とほぼ等張です。9%食塩水は高張すぎます。
覚えるポイント
- 血液から細胞成分を除いたものは血漿です。
- 血漿から凝固因子を除いたものは血清です。
- ヘマトクリット値は赤血球容積比です。
- 健常人では、血漿アルブミン濃度はグロブリン濃度より高いです。
- 等張食塩水は0.9%食塩水です。