39PM11|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問

病理・臨床医学

二次縫合について正しいのはどれか。 a.汚染の著しい創に行う。 b.開放創のまま治癒させる。 c.瘢痕性拘縮のリスクが低い。 d.治癒までの期間を短縮させる。 e.受傷後 6 時間以降の創に行う。

5つ選択
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正解: 1・2・3・4・5

正答

1、2、3、4、5

この問題のポイント

この問題では、二次縫合、二次治癒、遅延一次閉鎖の考え方が関係します。

創傷処置では、すぐに縫合できる清潔な創と、感染リスクが高くすぐには閉鎖しない創を区別します。汚染が強い創では、洗浄、デブリードマン、感染の観察を行い、必要に応じて後から閉鎖します。

解説

創傷治癒は、大きく次のように整理できます。

  • 一次治癒:清潔な創を早期に縫合し、創縁を合わせて治癒させる。
  • 二次治癒:創を開放したまま、肉芽形成や上皮化により治癒させる。
  • 二次縫合・遅延一次閉鎖:汚染創などをすぐに閉鎖せず、一定期間開放管理した後、感染リスクが低下してから縫合する。

この設問では、全選択肢が正答として扱われます。学習上は、二次縫合を「汚染創を一定期間開放管理した後に閉鎖する方法」として理解し、二次治癒との違いも押さえることが重要です。

ひっかけポイント
「二次縫合」は後から縫合する考え方、「二次治癒」は開放創のまま肉芽形成で治癒させる考え方です。用語が近いため、国家試験では混同しやすいテーマです。

選択肢の確認

1.正答です。
選択肢1は a、b、c の組合せです。汚染の著しい創では、すぐに閉鎖せず開放管理を行うことがあります。二次縫合や二次治癒の考え方と関連します。

2.正答です。
選択肢2は a、b、e の組合せです。汚染創や受傷後時間が経過した創では、感染リスクを考えて一次縫合を避け、開放管理や遅延閉鎖を検討します。

3.正答です。
選択肢3は a、d、e の組合せです。汚染が強い創や受傷後時間が経過した創では、感染を制御してから閉鎖する考え方が重要です。適切な時期に閉鎖することで治癒期間の短縮を期待する場合があります。

4.正答です。
選択肢4は b、c、d の組合せです。創を開放して観察し、肉芽形成や感染状態を確認しながら治療する考え方と関連します。

5.正答です。
選択肢5は c、d、e の組合せです。受傷後時間が経過した創では感染リスクを評価し、一次縫合ではなく開放管理や遅延閉鎖を選択することがあります。

覚えるポイント

  • 清潔な創は一次縫合を行いやすいです。
  • 汚染創や感染リスクが高い創では、すぐに閉鎖せず開放管理を行うことがあります。
  • 二次縫合は、感染や汚染の状態をみて後から縫合する考え方です。
  • 二次治癒は、創を開放したまま肉芽形成や上皮化で治癒させる考え方です。
  • 創傷処置では、感染防止、洗浄、デブリードマン、閉鎖時期の判断が重要です。

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