39PM2|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
在宅医療について誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、在宅医療の目的と、在宅で行える医療支援の範囲を理解しているかが問われています。
在宅医療では、患者本人と家族の希望、生活の質、医療・介護の連携を重視します。人工呼吸器管理や終末期の看取りも、体制が整えば在宅で行われます。
解説
在宅医療は、病院だけでなく自宅や施設で継続的な医療を提供する仕組みです。
高齢化や慢性疾患の増加により、入院期間を短くし、退院後も地域で医療を継続する流れが重要になっています。臨床工学技士に関係する例としては、在宅人工呼吸器、在宅酸素療法、持続陽圧呼吸療法などがあります。
在宅医療では、退院前から準備を始めます。機器の選定、患者・家族への説明、緊急時対応、訪問診療・訪問看護との連携が必要です。
看取りについても、本人や家族が希望し、医療・介護体制が整っていれば在宅で行うことがあります。したがって、原則として病院搬送後に行うという記述は不適切です。
臨床工学技士としての注意点
在宅人工呼吸器などの生命維持管理装置では、機器の動作確認、アラーム対応、停電時対応、回路トラブル時の連絡体制まで含めて支援することが重要です。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
在宅医療の推進により、急性期治療後の退院支援が進み、平均在院日数の短縮につながります。
2.記述としては正しい。
在宅人工呼吸療法は実施可能です。患者・家族への教育、機器管理、緊急時対応の体制が必要です。
3.記述としては正しい。
在宅医療への移行は、入院中から退院調整として準備します。医療機器、訪問診療、訪問看護、介護サービスなどを調整します。
4.記述としては正しい。
在宅医療では急変時対応、夜間対応、医療機器トラブルへの対応などが必要であり、24時間救急体制の構築には困難が伴います。
5.正答。記述としては誤り。
看取りは、本人・家族の希望と医療・介護体制が整えば在宅で行われます。原則として病院搬送後に行うわけではありません。
覚えるポイント
- 在宅医療では、入院中から退院後の生活を見据えて準備します。
- 在宅人工呼吸器などの医療機器管理も在宅医療に含まれます。
- 終末期の看取りは、条件が整えば在宅でも行われます。