39PM54|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
電気電子工学半導体・電源・モータpn接合・LED/LCD・ブラシレスDC・安定化電源
4 V、1 Ah の電池で駆動する電子回路の平均駆動電流が 10 μA のとき、連続稼働時間に近いのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、電池容量 Ahと平均駆動電流から、連続稼働時間を求めます。
ポイントは、電池容量 1 Ah を電流 10 μA で割ることです。電圧 4 V はこの問題では直接使いません。
解説
電池容量が Ah で与えられている場合、連続稼働時間は次の式で求めます。
- 稼働時間 h = 電池容量 Ah / 電流 A
この問題では、
- 電池容量 = 1 Ah
- 平均駆動電流 = 10 μA
まず、10 μA を A に変換します。
- 10 μA = 10 × 10^-6 A
- 10 μA = 0.000010 A
- 10 μA = 1.0 × 10^-5 A
したがって、
- 稼働時間 = 1 Ah / 1.0 × 10^-5 A
- 稼働時間 = 100000 h
次に、時間を年に換算します。
1日は24時間なので、
- 100000 h / 24 = 約4167日
1年を365日として、
- 4167日 / 365 = 約11.4年
したがって、連続稼働時間に最も近いのは 11年間 です。
ひっかけポイント
4 V という電圧が与えられていますが、電池容量が Ah で与えられ、消費電流も A で与えられているため、稼働時間だけを求めるなら電圧は使いません。電力量 Wh を求める問題なら、4 V × 1 Ah = 4 Wh のように電圧を使います。
選択肢の確認
1.誤り。
4時間では短すぎます。1 Ah の電池を 10 μA という非常に小さい電流で使うため、稼働時間は年単位になります。
2.誤り。
11時間でも短すぎます。10 μA は 0.000010 A なので、1 Ah を消費するには非常に長い時間がかかります。
3.誤り。
4日間は 96時間です。計算で得られる 100000時間とは大きく異なります。
4.誤り。
11か月間は約1年弱です。計算結果は約11.4年なので、月単位ではなく年単位になります。
5.正しい。
1 Ah / 10 μA = 100000 h です。これを年に換算すると約11.4年となるため、11年間が最も近いです。
覚えるポイント
- 電池容量 Ah は、電流 A と時間 h の積です。
- 稼働時間 h = 電池容量 Ah / 電流 A で求めます。
- 10 μA = 1.0 × 10^-5 A です。
- 1 Ah / 10 μA = 100000 h です。
- 100000 h は約11.4年です。
- Ah と A から時間を求めるだけなら、電圧 V は直接使いません。