39PM58|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
通信装置について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、通信装置の役割を区別できるかが問われています。
ネットワーク機器は、どの階層で何を処理するかによって役割が異なります。
- リピータ:信号の再生・中継
- 光回線終端装置:光信号と電気信号の変換
- アクセスポイント:無線LANへの接続
- ルータ:異なるネットワーク間の中継
- ゲートウェイ:通信プロトコルの変換
解説
リピータは、伝送路で弱くなった信号を増幅・整形・再生して中継する装置です。
主に物理層で動作し、ネットワークを仮想的に分離したり、仮想回線を作ってセグメントを分けたりする装置ではありません。
仮想的にネットワークを分離する機能は、VLANを扱うスイッチなどと関連します。リピータは、あくまで信号を中継して伝送距離を延ばすための装置として整理します。
一方、光回線終端装置は、光ファイバ回線で送られる光信号と、宅内機器で扱う電気信号を相互変換します。
アクセスポイントは、無線端末を有線LANなどのネットワークへ接続するための装置です。
ルータは、IPアドレスをもとに異なるネットワーク間を中継します。
ゲートウェイは、異なる通信プロトコル間の変換を行う装置または機能として扱われます。
ひっかけポイント
「中継」という言葉だけでリピータ、ルータ、ゲートウェイを混同しないことが重要です。リピータは信号の中継、ルータはネットワーク間の中継、ゲートウェイはプロトコル変換と整理します。
選択肢の確認
1.正答。記述としては誤り。
リピータは信号を再生・中継する装置です。仮想回線によってネットワークを分離する装置ではありません。
2.記述としては正しい。
光回線終端装置は、光ファイバ回線の光信号と、LAN側で扱う電気信号を相互変換します。ONUとして扱われる装置です。
3.記述としては正しい。
アクセスポイントは、無線端末を無線LANネットワークへ接続する装置です。有線ネットワークと無線端末をつなぐ役割をもちます。
4.記述としては正しい。
ルータは、異なるネットワークを中継する装置です。IPアドレスをもとに経路選択を行います。
5.記述としては正しい。
ゲートウェイは、異なる通信プロトコル間の変換を行います。異なる種類のネットワークやシステム間を接続する役割があります。
覚えるポイント
- リピータは信号の再生・中継を行います。
- 光回線終端装置は光信号と電気信号の相互変換を行います。
- アクセスポイントは無線LANへの接続を担います。
- ルータは異なるネットワーク間の中継を行います。
- ゲートウェイは通信プロトコル変換を行います。
- ネットワーク機器は、名前ではなく役割で整理します。