39PM57|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
下り(DL:Downlink)が最大通信速度 100 Mbps の通信回線を用いて 10 MB の画像ファイルをコンピュータにダウンロードする。この回線の伝送効率が 50%のとき、ダウンロードに必要な時間[s]はいくらか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、通信速度 Mbpsとファイルサイズ MBの単位変換が問われています。
ポイントは、通信速度の Mbps は megabit per second、ファイルサイズの MB は megabyte であることです。
- 1 Byte = 8 bit
- 10 MB = 80 Mbit
さらに、伝送効率が 50%なので、実際に使える通信速度は最大通信速度の半分になります。
解説
まず、通信速度を確認します。
最大通信速度は、
- 100 Mbps
です。
ただし、伝送効率が 50%なので、実効通信速度は、
- 100 Mbps × 0.50 = 50 Mbps
となります。
次に、ダウンロードする画像ファイルのサイズを bit に変換します。
ファイルサイズは、
- 10 MB
です。
1 Byte は 8 bit なので、
- 10 MB = 10 × 8 Mbit
- 10 MB = 80 Mbit
となります。
ダウンロードに必要な時間は、
- 時間 = データ量 / 実効通信速度
で求めます。
代入すると、
- 時間 = 80 Mbit / 50 Mbps
- 時間 = 1.6 s
したがって、ダウンロードに必要な時間は 1.6 秒です。
ひっかけポイント
MB と Mbps をそのまま割ってはいけません。MB はバイト、Mbps はビット毎秒です。必ず 1 Byte = 8 bit を使って変換します。
国家試験ではここを押さえる
通信・情報の計算問題では、bit、Byte、bps、Mbps、効率を順に確認します。効率がある場合は、最大速度ではなく実効速度を使います。
選択肢の確認
1.誤り。
0.1 秒では短すぎます。10 MB を 80 Mbit に変換し、さらに伝送効率 50%を考慮する必要があります。
2.誤り。
0.6 秒は、データ量や伝送効率の扱いが不十分な値です。実効速度は 100 Mbps ではなく 50 Mbps です。
3.誤り。
0.8 秒は、10 MB = 80 Mbit と変換した後、最大通信速度 100 Mbps で割った場合に近い値です。伝送効率 50%を考慮していません。
4.正しい。
10 MB = 80 Mbit、実効通信速度は 100 Mbps × 50% = 50 Mbps です。80 Mbit / 50 Mbps = 1.6 s となります。
5.誤り。
3.2 秒は、実効通信速度やデータ量を過大・過小に扱った場合に選びやすい値です。正しくは 1.6 秒です。
覚えるポイント
- 1 Byte = 8 bit です。
- MB はメガバイト、Mbps はメガビット毎秒です。
- 10 MB = 80 Mbit です。
- 伝送効率 50%なら、100 Mbps の実効速度は 50 Mbps です。
- ダウンロード時間は、データ量を実効通信速度で割って求めます。
- この問題では、80 Mbit / 50 Mbps = 1.6 s です。