68PM029|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

水溶性ビタミンはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・5

正答

2.ビタミンC、5.葉酸

この問題のポイント

ビタミンを水溶性のB群・Cと、脂溶性のA・D・E・Kに分類する問題です。

解説

ビタミンは溶解性によって、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに大別されます。水溶性はビタミンB群とビタミンCであり、選択肢ではビタミンCと、ビタミンB9に相当する葉酸が該当します。水溶性ビタミンは一般に体液中を移動しやすく、過剰分が尿中へ排泄されやすいため、脂溶性ビタミンに比べて体内に大量蓄積しにくい傾向があります。ただし、ビタミンB12のように長期間肝臓へ貯蔵される例外もあるので、「水溶性なら全く貯蔵されない」と理解してはいけません。ビタミンCは抗酸化作用のほか、コラーゲン合成に必要な水酸化反応を助けます。葉酸はテトラヒドロ葉酸誘導体として一炭素単位の転移に関与し、核酸合成と細胞分裂に重要です。これに対し、ビタミンA・D・E・Kは脂溶性で、脂肪の消化吸収とともに吸収され、肝臓や脂肪組織に蓄積しやすい性質があります。本問は、個々の作用よりも、まず「B群とCが水溶性、A・D・E・Kが脂溶性」という分類を正確に使えることがポイントです。

選択肢の確認

1.ビタミンA:誤り。脂溶性ビタミンであり、視覚サイクルや上皮の分化に関与します。
2.ビタミンC:正しい。代表的な水溶性ビタミンで、コラーゲン合成や抗酸化反応に関与します。
3.ビタミンE:誤り。脂溶性ビタミンで、主に生体膜の脂質過酸化を抑える抗酸化作用をもちます。
4.ビタミンK:誤り。脂溶性ビタミンで、複数の凝固因子を活性化するγ-カルボキシ化反応に必要です。
5.葉酸:正しい。ビタミンB9に相当する水溶性ビタミンで、核酸合成に必要な一炭素代謝を担います。

覚えるポイント

  • 水溶性ビタミンはB群とCである。
  • 脂溶性ビタミンはA・D・E・Kと覚える。
  • 葉酸はビタミンB9で、核酸合成と細胞分裂に重要である。

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