68PM098|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

トランスデューサでないのはどれか。

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正解: 2

正答

2(OPアンプ)

この問題のポイント

トランスデューサは温度・圧力・ひずみ・変位などの測定量を電気量へ変換し、OPアンプは変換後の信号を処理します。

解説

医用計測でいうトランスデューサは、測定対象の物理量やエネルギーを、電圧・電流・抵抗など扱いやすい別の量へ変換する素子です。生体の温度、圧力、変位などを最初に電気信号へ変える部分はセンサであり、その微小信号を増幅・濾波して表示やA/D変換へ送る回路とは役割が異なります。圧電素子は圧力や振動による機械的変形を電荷・電圧へ、サーミスタは温度を抵抗変化へ、ストレンゲージはひずみを抵抗変化へ、ポテンショメータは位置・変位を抵抗比または電圧へ変換します。OPアンプ〈operational amplifier、演算増幅器〉は、すでに電気信号となった入力の差を高利得で増幅し、加算、減算、積分、フィルタなどの信号処理に用いる能動回路です。本問の測定トランスデューサには該当しません。

選択肢の確認

1.正答ではない(記述は正しい)。圧電素子は加わった圧力・振動を電荷や電圧へ変換するため、圧力計や超音波探触子に用いられるトランスデューサです。
2.正答(記述は誤り)。OPアンプは電気信号を増幅・演算する信号処理回路で、非電気的な測定量を電気量へ変えるトランスデューサではありません。
3.正答ではない(記述は正しい)。サーミスタは温度によって抵抗値が大きく変化する素子で、体温などを電気的に測定するトランスデューサです。
4.正答ではない(記述は正しい)。ストレンゲージは物体の伸び縮みに伴う抵抗変化を利用し、力、圧力、重量などの測定に用いるトランスデューサです。
5.正答ではない(記述は正しい)。ポテンショメータは摺動子の位置に応じて抵抗比や出力電圧が変化し、直線・回転変位を電気信号へ変換します。

覚えるポイント

  • トランスデューサは測定量を電気量へ変換する入口。
  • 圧電=圧力、サーミスタ=温度、ストレンゲージ=ひずみ、ポテンショメータ=変位。
  • OPアンプはセンサ出力を増幅・演算する信号処理回路。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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