69AM058|第69回 臨床検査技師国家試験 過去問

縦隔に含まれない臓器はどれか。

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正解: 1

正答

1(肺)

この問題のポイント

縦隔は左右の胸膜腔にはさまれた胸腔中央部であり、左右の肺そのものは縦隔の外にあります。

解説

胸腔は、右肺と左肺をそれぞれ包む左右の胸膜腔と、その間にある縦隔に大別できます。縦隔は前方を胸骨、後方を胸椎、左右を縦隔胸膜、下方を横隔膜で境され、胸郭入口から横隔膜まで続きます。内部には心膜に包まれた心臓、大血管、気管、主気管支、食道、胸腺、胸管、迷走神経や横隔神経などが存在します。一方、肺実質は臓側胸膜に覆われて左右の胸膜腔内にあり、肺門で気管支・血管などが縦隔と連続しますが、肺自体は縦隔内容ではありません。解剖問題では「肺と肺の間が縦隔」とイメージし、含まれる構造を前・中・後縦隔のおおまかな位置とともに整理します。

選択肢の確認

1.正しい。肺は左右の胸膜腔内に位置し、肺門で縦隔と連絡しますが、縦隔に含まれる臓器ではありません。
2.誤り。気管は頸部から上縦隔へ入り、分岐部まで縦隔内を走るため、縦隔に含まれます。
3.誤り。胸腺は小児で発達し、主に前上縦隔に位置するため、縦隔内容です。
4.誤り。食道は気管の後方を通って主に後縦隔を下降し、横隔膜食道裂孔へ向かいます。
5.誤り。心臓は心膜に包まれて中縦隔に位置し、縦隔を代表する臓器です。

覚えるポイント

  • 縦隔は左右の胸膜腔の間にある。
  • 肺は胸膜腔内にあり、縦隔には含まれない。
  • 心臓・胸腺・気管・食道・大血管は縦隔内容である。

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