70AM021|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
正常な神経細胞の静止膜電位[mV]はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
静止膜電位は、細胞内外のイオン濃度差と膜のカリウム透過性から生じる負の電位です。
解説
神経細胞の静止膜電位はおよそ−70 mVです。静止時には細胞膜のカリウム透過性が比較的高く、K+が濃度勾配に従って細胞外へ移動することで、細胞内が外側に対して負になります。
Na+/K+-ATPaseは細胞内外のNa+・K+濃度勾配を維持し、静止膜電位の基盤を作ります。刺激により閾値を超えるとNa+チャネルが開いて脱分極し、活動電位では一時的に正の電位となります。
選択肢の確認
1.+30
誤り。
+30 mVは活動電位のオーバーシュート付近でみられる値で、静止膜電位ではありません。
2.0
誤り。
この選択肢が示す0 mVは細胞内外に電位差がない状態で、正常神経細胞の静止膜電位ではありません。
3.−50
誤り。
−50 mVは静止膜電位より浅く、活動電位が発生する閾値付近の値として扱われることがあります。
4.−70
正しい。
正常神経細胞の静止膜電位は約−70 mVであり、正答です。
5.−100
誤り。
−100 mVは神経細胞の代表的な静止膜電位より深すぎます。
覚えるポイント
- 神経細胞の静止膜電位は約−70 mVです。
- 脱分極では膜電位が0に近づき、さらに正になります。
- 静止時はK+透過性が高いことが中心です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。