70AM041|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
解糖系の律速酵素はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
解糖系の不可逆反応を担う調節酵素を選びます。
解説
解糖系には、ヘキソキナーゼ、ホスホフルクトキナーゼ1、ピルビン酸キナーゼが触媒する不可逆反応があり、代謝調節の要点となります。選択肢の中では、グルコースをグルコース6-リン酸へ変換するヘキソキナーゼが調節酵素に該当します。
なお、解糖系全体の主要な律速段階としてはホスホフルクトキナーゼ1が特に重要です。本問ではそれが選択肢にないため、不可逆的な入口反応を担うヘキソキナーゼを選びます。
ひっかけポイント
『主要な律速酵素はPFK-1』という知識と、選択肢の中で不可逆的調節反応を担う酵素を選ぶ判断を両立させます。
選択肢の確認
1.エノラーゼ
誤り。
エノラーゼは2-ホスホグリセリン酸からホスホエノールピルビン酸を作る可逆反応を触媒します。
2.アルドラーゼ
誤り。
アルドラーゼはフルクトース1,6-ビスリン酸を2つの三炭糖へ分解する可逆反応を触媒します。
3.イソメラーゼ
誤り。
イソメラーゼは構造異性化を触媒する酵素群で、本問の選択肢中の律速調節酵素ではありません。
4.ヘキソキナーゼ
正しい。
ヘキソキナーゼは解糖系入口の不可逆反応を担う調節酵素で、選択肢中では正答です。
5.ホスホグリセリン酸キナーゼ
誤り。
ホスホグリセリン酸キナーゼは基質レベルのリン酸化を行いますが、反応は可逆的です。
覚えるポイント
- 解糖系の不可逆酵素はヘキソキナーゼ、PFK-1、ピルビン酸キナーゼです。
- 主要な律速酵素はPFK-1です。
- 選択肢中ではヘキソキナーゼを選びます。