71AM079第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

抗体で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

免疫グロブリンの基本構造、H鎖アイソタイプ、サブクラス、Fab・Fcの機能を整理します。

解説

免疫グロブリンのH鎖にはγ、α、μ、δ、εの5種類のアイソタイプがあり、それぞれIgG、IgA、IgM、IgD、IgEを規定します。基本構造は同一の2本のH鎖と2本のL鎖です。

抗原結合部位はFab部分、補体結合やFc受容体との結合は主にFc部分にあります。IgMは五量体として存在するため、主要クラスの中で分子量が最も大きい免疫グロブリンです。

選択肢の確認

1.IgA は分子量が最も大きい。
誤り。
IgAではなく、分泌型を除く代表的血清免疫グロブリンの中で最も大きいのは五量体IgMです。

2.IgG には 2 つのサブクラスがある。
誤り。
IgGにはIgG1、IgG2、IgG3、IgG4の4つのサブクラスがあります。

3.補体の結合部位は Fab 部分にある。
誤り。
補体C1qの結合部位は主にFc部分にあります。Fabは抗原結合を担います。

4.H 鎖には 5 種類のアイソタイプがある。
正しい。
H鎖にはγ、α、μ、δ、εの5種類のアイソタイプがあり、正しい記述です。

5.2 本の H 鎖と 1 本の L 鎖で形成される。
誤り。
抗体の基本単位は2本のH鎖と2本のL鎖で形成されます。

覚えるポイント

  • H鎖アイソタイプは5種類です。
  • 抗体は2H鎖+2L鎖です。
  • Fabは抗原結合、Fcは補体・Fc受容体との結合です。
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