71AM081|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
EB ウイルスで正しいのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
EBウイルスの分類、潜伏細胞、初感染時の抗体推移を整理します。
解説
EBウイルス〈EBV〉はヘルペスウイルス科のDNAウイルスで、主にB細胞に潜伏感染します。初感染で伝染性単核球症を起こすことがあり、Burkittリンパ腫、上咽頭癌、免疫不全関連リンパ増殖性疾患などとも関連します。
抗VCA-IgM抗体は急性期に出現し、EBNA抗体は感染後しばらくしてから陽性となって生涯持続するため、急性初感染の早期には通常陰性です。
選択肢の確認
1.ヘルペスウイルス科に属する。
正しい。
EBVはヘルペスウイルス科に属する二本鎖DNAウイルスです。
2.ウイルスは B 細胞に潜伏する。
正しい。
EBVはB細胞に潜伏感染するため正しい記述です。
3.EBNA 抗体は初感染で陽性となる。
誤り。
EBNA抗体は初感染早期には通常陰性で、回復期以降に出現します。
4.再活性化により伝染性単核球症を発症する。
誤り。
伝染性単核球症は主としてEBVの初感染で発症し、単なる再活性化が典型ではありません。
5.抗体検査はラテックス凝集反応が用いられる。
誤り。
EBV抗体検査には蛍光抗体法、酵素免疫測定法などが用いられ、ラテックス凝集反応が基本という記述は不適切です。
覚えるポイント
- EBVはヘルペスウイルス科です。
- B細胞に潜伏します。
- EBNA抗体は急性初感染の早期には陰性です。