72PM053|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
プロテイン銀を使用するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
各銀染色法で使用する銀液と、染色対象を対応させます。
解説
Bodian染色は神経線維・神経原線維を染める鍍銀法で、銀蛋白〈プロテイン銀、protargol〉を用います。神経組織の軸索や神経原線維を黒褐色に描出します。
PAMやGrocottはメセナミン銀、Grimeliusは銀イオンを利用する好銀性反応ですが、プロテイン銀を用いる代表はBodian染色です。
選択肢の確認
1.PAM 染色
誤りです。
PAM染色は過ヨウ素酸酸化後にメセナミン銀液を用い、腎糸球体基底膜などを黒く染めます。プロテイン銀ではありません。
2.Kossa 反応
誤りです。
Kossa反応はカルシウム塩中の陰イオンを銀塩に置換し、光で還元して黒く示す方法です。プロテイン銀を用いません。
3.Bodian 染色
正しいです。
Bodian染色はプロテイン銀を用いて神経線維・神経原線維を染色します。
4.Grocott 染色
誤りです。
Grocott染色はクロム酸酸化とメセナミン銀を用い、真菌の細胞壁を黒く染めます。
5.Grimelius 染色
誤りです。
Grimelius染色は内分泌細胞の好銀性顆粒を示す銀染色ですが、Bodian法のようにプロテイン銀を用いる方法ではありません。
覚えるポイント
- Bodian染色はプロテイン銀で神経線維を染めます。
- PAM・Grocottはメセナミン銀を用います。
- Grocottは真菌、PAMは基底膜、Grimeliusは好銀性内分泌顆粒です。