72PM067第72回 臨床検査技師国家試験 過去問

活性化プロテイン C が失活させる凝固因子はどれか。 2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・4

正答

2、4

この問題のポイント

プロテインC抗凝固系が、活性化凝固因子Va・VIIIaを失活させることを理解します。

解説

トロンビンが血管内皮上のトロンボモジュリンに結合すると、プロテインCを活性化します。活性化プロテインC〈APC〉は補因子プロテインSとともに活性化第V因子〈Va〉と活性化第VIII因子〈VIIIa〉を限定分解し、凝固反応を抑制します。

Vaはプロトロンビナーゼ複合体、VIIIaは内因系tenase複合体の補因子です。これらを失活させることでトロンビン生成を抑えます。

選択肢の確認

1.第Ⅱ因子
誤りです。
第II因子〈プロトロンビン〉はAPCの直接的な主要標的ではありません。APCはVaを失活させることでプロトロンビン活性化を抑えます。

2.第Ⅴ因子
正しいです。
活性化第V因子〈Va〉はAPCとプロテインSにより失活します。

3.第Ⅶ因子
誤りです。
第VII因子は組織因子と外因系を開始しますが、APCの主要標的ではありません。

4.第Ⅷ因子
正しいです。
活性化第VIII因子〈VIIIa〉はAPCとプロテインSにより失活します。

5.第Ⅸ因子
誤りです。
第IX因子はVIIIaと複合体を作りますが、APCが直接失活させる主要因子ではありません。

覚えるポイント

  • APCはVaとVIIIaを失活させます。
  • プロテインSはAPCの補因子です。
  • トロンビン-トロンボモジュリン複合体がプロテインCを活性化します。
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