72AM061|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
線溶因子はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
線溶系の前駆体・活性酵素・分解産物を区別します。
解説
プラスミノゲンは肝で合成される線溶系の前駆体で、t-PAやu-PAによってプラスミンへ活性化されます。プラスミンがフィブリンやフィブリノゲンを分解し、FDPやDダイマーを生じます。
凝固系因子、凝固阻止因子、線溶分解産物を混同しないことが重要です。
選択肢の確認
1.FDP
誤りです。
FDPはフィブリン・フィブリノゲンが分解された産物であり、線溶酵素の前駆体ではありません。
2.フィブリノゲン
誤りです。
フィブリノゲンは凝固系の基質で、トロンビンによりフィブリンへ変換されます。
3.プラスミノゲン
正しいです。
プラスミノゲンはプラスミンの前駆体で、線溶因子です。
4.プロトロンビン
誤りです。
プロトロンビンは凝固第II因子で、トロンビンの前駆体です。
5.アンチトロンビン
誤りです。
アンチトロンビンはトロンビンやXaを阻害する凝固制御因子です。
覚えるポイント
- プラスミノゲン→プラスミンで線溶が進みます。
- FDPは分解産物、Dダイマーは架橋フィブリン由来です。
- プロトロンビンは凝固、アンチトロンビンは凝固阻止です。