72AM060第72回 臨床検査技師国家試験 過去問

急性骨髄性白血病と慢性骨髄性白血病で異なるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

急性白血病の白血病裂孔と、CMLの連続した顆粒球成熟像を対比します。

解説

急性骨髄性白血病〈AML〉では芽球と成熟細胞が目立ち、その中間成熟段階が乏しい白血病裂孔を示すことがあります。慢性骨髄性白血病〈CML〉では、芽球から成熟好中球まで顆粒球系の各成熟段階が連続して増加します。

CD13やMPO陽性、骨髄芽球、染色体転座はAML・CMLの双方でみられ得るため、両者を最も端的に区別するのは白血病裂孔です。

選択肢の確認

1.CD13 陽性
誤りです。
CD13は骨髄系マーカーで、AMLにもCMLの骨髄系細胞にも発現し得ます。

2.白血病裂孔
正しいです。
白血病裂孔は急性白血病に特徴的で、CML慢性期では各成熟段階が連続してみられます。

3.骨髄芽球の出現
誤りです。
骨髄芽球はAMLで増加し、CMLでも少数は存在し、急性転化では増加します。

4.特定遺伝子の転座
誤りです。
AMLには多様な転座があり、CMLにはt(9;22)があります。転座の存在自体は双方にみられます。

5.ペルオキシダーゼ染色陽性
誤りです。
MPOは骨髄系細胞に陽性で、AMLとCMLの双方で陽性細胞を認め得ます。

覚えるポイント

  • 白血病裂孔は急性白血病でみられます。
  • CML慢性期は顆粒球の全成熟段階が増えます。
  • CMLはBCR::ABL1が重要です。
72AM05972AM061
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