R05K60|令和5年度 調理師試験 過去問
国内における食品ロスの現状に関する記述として、誤っているものを一つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、国内の食品ロスの現状と、食品ロス削減に関する基本が問われています。
「誤っているもの」を選ぶ問題なので、正答選択肢は記述内容として誤りです。
解説
食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のことです。
国内の食品ロスは、家庭から出るものだけでなく、食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業などの事業系からも発生します。
そのため、食品ロスの約80%が一般家庭から出てくるという記述は誤りです。
国民1人当たりに換算すると、お茶碗1杯分程度の食べ物が毎日捨てられているという表現は、食品ロスの量をイメージしやすくするためによく使われます。
可食部分を過剰に除去すると、食べられる部分まで廃棄することになり、食品ロスは増加します。
また、食品ロスの削減を目的とした法律として、食品ロスの削減の推進に関する法律があります。
調理師としての実務ポイント
食品ロス削減には、適正な発注、在庫管理、先入れ先出し、可食部の活用、提供量の調整が重要です。ただし、安全性を犠牲にして再利用することは避けます。
選択肢の確認
1.国民 1 人当たりに換算すると、お茶碗1杯分の食べ物が毎日捨てられている。
記述としては正しい。
食品ロスの量を国民1人当たりで考えると、お茶碗1杯分程度が毎日捨てられているという表現が用いられます。
2.食べ物の可食部分を過剰除去すると、食品ロスは増加する。
記述としては正しい。
食べられる部分を必要以上に取り除くと、食品ロスが増えます。
3.食品ロスの約 80%は、一般家庭から出てくる。
正答。記述としては誤り。
食品ロスは家庭だけでなく、食品関連事業者からも発生します。約80%が一般家庭から出るという記述は適切ではありません。
4.食品ロスの削減を目的とした法律が存在する。
記述としては正しい。
食品ロスの削減の推進に関する法律があり、食品ロス削減の取り組みが進められています。
覚えるポイント
- 食品ロスは、食べられるのに捨てられる食品です。
- 食品ロスは、家庭系と事業系の両方から発生します。
- 可食部分の過剰除去は、食品ロスを増やします。
- 調理現場では、発注、在庫、仕込み、提供量を管理します。