R05K7令和5年度 調理師試験 過去問

公衆衛生学環境衛生・保健制度環境衛生・関係法規

[R05K7] 生活習慣病に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。 ア 生活習慣病の一次予防は、病気の早期発見と健康診断の受診である。 イ アルコールによる肝炎は、肝硬変に移行するものが多い。 ウ 糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの不足や働きが悪くなることによる糖代謝異常の疾患である。 エ ここ数年の胃がんによる死亡者数は、男女ともに増加している。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、生活習慣病の予防段階、アルコール性肝障害、糖尿病、がん死亡の動向が問われています。

正しい記述は、イとウです。

解説

アルコールによる肝炎は、飲酒を続けることで肝硬変へ進行することがあります。アルコールの過剰摂取は肝疾患の大きな危険因子です。

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの不足や作用低下により、血糖調節がうまくいかなくなる糖代謝異常の疾患です。

一方、生活習慣病の一次予防は、病気の発症そのものを防ぐ段階です。食生活の改善、運動、禁煙、節酒などが該当します。早期発見や健康診断は、二次予防にあたります。

胃がん死亡者数について、ここ数年で男女ともに増加しているとする記述は適切ではありません。

調理師としての実務ポイント
生活習慣病予防に関わる食事では、減塩、適正エネルギー、脂質のとりすぎ防止、野菜の活用が重要です。施設では管理栄養士や栄養士と連携します。

選択肢の確認

1.ア、ウ
組合せとして不適切です。
ウは正しいですが、アは誤りです。一次予防は早期発見ではなく、発症を防ぐ取り組みです。

2.ア、エ
組合せとして不適切です。
アもエも誤りです。早期発見は二次予防であり、胃がん死亡者数が男女ともに増加しているという記述も適切ではありません。

3.イ、ウ
正答。正しい記述の組合せです。
イはアルコール性肝炎の進行、ウは糖尿病の病態を説明しており、どちらも正しいです。

4.イ、エ
組合せとして不適切です。
イは正しいですが、エは誤りです。胃がん死亡者数が男女ともに増加しているとはいえません。

覚えるポイント

  • 一次予防は、病気の発症を防ぐことです。
  • 早期発見や健診は、二次予防です。
  • 糖尿病は、インスリンの不足や作用低下による糖代謝異常です。
  • アルコールの過剰摂取は、肝炎や肝硬変と関係します。

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