R07K55令和7年度 調理師試験 過去問

調理理論調理科学ゲル化・寒天

[R07K55] ゼラチンに関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。 ア) 紅藻類のてんぐさやおごのりを主原料とする。 イ) ゼラチンゲルの凝固温度は、寒天ゲルより高い。 ウ) たんぱく質分解酵素を含む食品を加えてゼリーを作ると、固まりにくくなる。 エ) 砂糖を加えてゼリーを作ると、固まりやすくなる。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、ゼラチンの原料、凝固温度、固まり方に影響する食品が問われています。

寒天との違いを整理しておくことが重要です。

解説

ゼラチンは、動物の皮、骨、腱などに含まれるコラーゲンを原料として作られます。紅藻類のてんぐさやおごのりを原料とするのは寒天です。

ゼラチンゲルは寒天ゲルより低い温度で溶けやすく、口どけがよいのが特徴です。凝固温度も寒天より高いわけではありません。

パイナップル、キウイ、パパイヤなど、たんぱく質分解酵素を含む食品を生のまま加えると、ゼラチンが分解されて固まりにくくなります。

砂糖を加えると、ゼラチンゲルは固まりやすくなる傾向があります。

調理操作のポイント
ゼラチンゼリーに生のパイナップルやキウイを入れると固まりにくくなります。使う場合は加熱して酵素を失活させることが大切です。

選択肢の確認

1.ア、イ
組合せとして不適切です。
アは誤りです。紅藻類のてんぐさやおごのりを原料とするのは寒天です。イも誤りで、ゼラチンゲルの凝固温度は寒天ゲルより高いわけではありません。

2.ア、ウ
組合せとして不適切です。
ウは正しいですが、アは誤りです。ゼラチンの原料は動物性のコラーゲンです。

3.イ、エ
組合せとして不適切です。
エは正しいですが、イは誤りです。ゼラチンゲルは寒天ゲルより低温で溶けやすい特徴があります。

4.ウ、エ
正答。正しい記述の組合せです。
ウは正しく、たんぱく質分解酵素を含む食品を加えると固まりにくくなります。エも正しく、砂糖を加えるとゼラチンゼリーは固まりやすくなります。

覚えるポイント

  • ゼラチンは動物性コラーゲン由来です。
  • 寒天は紅藻類由来です。
  • 生のパイナップルやキウイは、ゼラチンを固まりにくくします。
  • 砂糖はゼラチンゲルを固まりやすくします。

関連問題

R07K54R07K56
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)