R07N54|令和7年度 調理師試験 過去問
調理理論調理科学砂糖・甘味の作用
砂糖の調理特性に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、砂糖の調理特性が問われています。
砂糖は甘味だけでなく、たんぱく質の凝固、でん粉の老化、保存性、ゲルの性質にも影響します。
解説
砂糖には、たんぱく質の熱凝固を抑制する働きがあります。
卵液に砂糖を加えると、卵たんぱく質の凝固がゆるやかになり、プリンやカスタードなどがなめらかに仕上がりやすくなります。
また、砂糖は水分を保持する性質があり、でん粉の老化を抑えたり、食品の保存性を高めたりします。寒天ゲルでは、砂糖を加えることで離漿を抑える方向に働くことがあります。
調理操作のポイント
砂糖は「甘くする」だけではありません。卵料理をなめらかにする、食品の乾燥を防ぐ、保存性を高めるなど、仕上がりに大きく関わります。
選択肢の確認
1.でん粉の老化を促進する。
誤り。
砂糖は水分を保持し、でん粉の老化を抑制する方向に働きます。老化を促進するわけではありません。
2.たんぱく質の熱凝固を抑制する。
正しい。
砂糖は、卵などのたんぱく質の熱凝固を抑え、なめらかな仕上がりに役立ちます。
3.食品の保存性を弱める。
誤り。
砂糖は水分活性を下げ、食品の保存性を高めることがあります。保存性を弱めるとはいえません。
4.寒天ゲルの離漿を促進する。
誤り。
砂糖は保水性により、寒天ゲルの離漿を抑える方向に働くことがあります。
覚えるポイント
- 砂糖は、たんぱく質の熱凝固を抑制します。
- 砂糖は、でん粉の老化を抑える方向に働きます。
- 砂糖は、水分活性を下げて保存性を高めることがあります。
- 砂糖は、甘味以外にも食感や保水性に関係します。