113A019|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学生理・生化学・薬理

筋紡錘中の錘内筋を収縮させるのはどれか。1つ選べ。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

筋紡錘には錘内筋線維があり、γ運動ニューロンがその収縮を調節します。α運動ニューロンが支配する錘外筋と区別します。

解説

Aγ線維は脊髄前角のγ運動ニューロンから筋紡錘の錘内筋線維へ向かう遠心性線維です。錘内筋の両端を収縮させて中央の感覚部を張り、筋長変化に対する筋紡錘の感度を保ちます。随意運動時にはα-γ連関により錘外筋と錘内筋が協調し、筋が短縮しても伸張反射系が働けるようにします。筋紡錘中央部からのIa・II群線維は求心性であり、γ線維とは信号の向きも役割も異なります。

選択肢の確認

a.Aα 線維
誤り。太く伝導の速いα運動線維は主として骨格筋の錘外筋線維を収縮させます。

b.Aγ 線維
正しい。筋紡錘内の錘内筋線維を支配し、受容器感度を調節します。

c.Aδ 線維
誤り。速い痛みや冷覚などを伝える細い有髄知覚線維です。

d.B線維
誤り。主に自律神経節前線維として働く細い有髄線維です。

e.C線維
誤り。遅い痛み・温覚や自律神経節後線維などにみられる無髄線維です。

覚えるポイント

α=錘外筋を動かす、γ=錘内筋を張って筋紡錘の感度を保つ。筋紡錘の求心路Ia・IIとの方向の違いも整理します。

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