113A020|第113回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

院内感染リスクのSpaulding分類でセミクリティカルに該当するのはどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

Spaulding分類は器材が接触する部位で、クリティカル、セミクリティカル、ノンクリティカルに分けます。

解説

セミクリティカル器材は粘膜または損傷皮膚に接触するものの、軟組織・骨・血管内へ穿通しない器材です。印象用トレーは口腔粘膜に接触するため該当し、原則として耐熱性があれば加熱滅菌、困難なら適切な高水準消毒を行います。抜歯鉗子、リーマー、スケーラーは組織や根管へ侵入し得るためクリティカルです。

選択肢の確認

a.抜歯鉗子
誤り。抜歯創の血液・軟組織・骨に接触するクリティカル器材で、滅菌が必要です。

b.リーマー
誤り。根管内へ挿入し組織に接触するクリティカル器材です。

c.スケーラー
誤り。歯肉縁下で血液や組織に接触するためクリティカルに扱います。

d.印象用トレー
正しい。健常な口腔粘膜に接触するセミクリティカル器材です。

e.歯科用チェア
誤り。通常は健常皮膚または環境表面に接触するノンクリティカル物品です。

覚えるポイント

組織へ入る=クリティカル、粘膜へ触れる=セミクリティカル、健常皮膚・環境表面=ノンクリティカルです。

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