113A021|第113回 歯科医師国家試験 過去問
腫瘍マーカーはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・d
正答
b、d
この問題のポイント
腫瘍マーカーは、腫瘍の診療補助や治療効果・再発のモニタリングに用いる物質です。一般検査や間質性肺炎マーカーと区別します。
解説
CEA〈癌胎児性抗原〉は大腸癌をはじめ消化器癌、肺癌などで上昇し得る腫瘍マーカーです。SCC抗原は扁平上皮癌で上昇し、口腔癌、食道癌、子宮頸癌などの経過観察に用いられます。いずれも単独で癌の確定診断や一般集団のスクリーニングを行うものではなく、臨床所見・画像・病理診断と合わせて解釈します。
選択肢の確認
a.AST
誤り。肝細胞や筋細胞などに含まれる酵素で、組織障害の指標です。
b.CEA
正しい。消化器癌などで用いられる代表的な腫瘍マーカーです。
c.CRP
誤り。炎症により肝臓で産生が増える急性期蛋白で、腫瘍特異的ではありません。
d.SCC
正しい。扁平上皮癌関連抗原で、口腔領域の扁平上皮癌でも経過観察に利用されます。
e.KL-6
誤り。II型肺胞上皮細胞などに関連し、主に間質性肺炎の活動性評価に用います。
覚えるポイント
CEA=主に腺癌系、SCC=扁平上皮癌。CRPは炎症、ASTは細胞障害、KL-6は間質性肺炎の指標です。
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