113A022|第113回 歯科医師国家試験 過去問
翼口蓋窩が蝶口蓋孔で交通するのはどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
翼口蓋窩は多数の孔・裂・管で周囲空間と交通します。蝶口蓋孔の「蝶口蓋」は鼻腔への入口と覚えます。
解説
蝶口蓋孔は口蓋骨垂直板上部と蝶形骨の間に形成され、翼口蓋窩と鼻腔後上部を交通させます。蝶口蓋動脈、鼻口蓋神経、上後鼻枝などが通過します。翼口蓋窩はこのほか、下眼窩裂で眼窩、翼上顎裂で側頭下窩、正円孔で中頭蓋窩、大小口蓋管で口腔とつながります。この窩は上顎神経と顎動脈枝が各領域へ分配される小さな交通の中継点と理解すると、孔の暗記が位置関係としてつながります。また、感染や腫瘍が周囲空間へ広がる経路にもなります。
選択肢の確認
a.眼窩
誤り。眼窩とは下眼窩裂を介して交通します。
b.口腔
誤り。口蓋部とは大口蓋管・小口蓋管を介して交通します。
c.鼻腔
正しい。蝶口蓋孔は翼口蓋窩から鼻腔後上部へ開きます。
d.側頭下窩
誤り。側頭下窩とは翼上顎裂で交通します。
e.中頭蓋窩
誤り。中頭蓋窩とは正円孔で交通し、上顎神経が通ります。
覚えるポイント
翼口蓋窩の交通は、蝶口蓋孔=鼻腔、下眼窩裂=眼窩、翼上顎裂=側頭下窩、正円孔=中頭蓋窩です。
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