113A023|第113回 歯科医師国家試験 過去問
小児の歯科治療時の行動変容法で、強化因子を取り除くのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: d
正答
d
この問題のポイント
オペラント条件づけでは、行動の後に何を「加える/取り除く」かで強化と罰を分類します。レスポンスコストは好ましい強化因子を失わせます。
解説
レスポンスコスト法は、不適切な行動が起きたとき、それまで得ていたトークン、得点、特典などの正の強化因子を取り除き、その行動を減らす方法です。罰刺激を新たに加えるのではなく、「望ましいものを失う」負の罰に相当します。何を失うかを事前に明確にし、適切な行動を強化する方法と組み合わせます。
選択肢の確認
a.カウント法
誤り。数を数えて処置の終わりを予測させ、一定時間の協力を引き出す方法です。
b.TEACCH法
誤り。自閉スペクトラム症などで視覚的構造化や予測可能性を利用する包括的支援です。
c.Tell-Show-Do法
誤り。説明し、器具や操作を見せ、その後実際に行う段階的な行動形成法です。
d.レスポンスコスト法
正しい。不適切行動に伴い、獲得済みの強化因子を取り除きます。
e.トークンエコノミー法
誤り。望ましい行動にトークンを与え、後で報酬と交換する正の強化法です。
覚えるポイント
トークンエコノミーは「できたら与える」、レスポンスコストは「不適切行動で取り上げる」。対で覚えると混乱しません。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。