113A024|第113回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学生理・生化学・薬理

鎮痛作用をもつ薬物とその分類の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c

この問題のポイント

鎮痛薬は、COX選択性、オピオイド受容体作用、神経障害性疼痛への作用など、作用機序と分類を対応させます。

解説

ペンタゾシンはオピオイド受容体に対する混合型作動薬・拮抗薬で、我が国の古典的分類では麻薬拮抗性鎮痛薬に位置付けられます。主にκ受容体作動作用などにより鎮痛を示し、純粋なμ受容体作動薬とは性質が異なります。他の選択肢は、薬物自体の用途は鎮痛でも分類名が誤っています。

選択肢の確認

a.セレコキシブ ― COX-1選択的阻害薬
誤り。セレコキシブはCOX-2選択的阻害薬です。

b.プレガバリン ― 麻薬性鎮痛薬
誤り。電位依存性Ca²⁺チャネルのα2δサブユニットに結合する神経障害性疼痛治療薬で、麻薬ではありません。

c.ペンタゾシン ― 麻薬拮抗性鎮痛薬
正しい。オピオイド受容体に混合作用を示す麻薬拮抗性鎮痛薬です。

d.チアラミド塩酸塩 ― 酸性NSAIDs
誤り。チアラミドは塩基性抗炎症薬に分類され、酸性NSAIDsではありません。

e.アセトアミノフェン ― 塩基性NSAIDs
誤り。解熱鎮痛薬ですが、一般的なNSAIDsとは区別され、塩基性NSAIDsという組合せは不適切です。

覚えるポイント

セレコキシブ=COX-2選択的、プレガバリン=神経障害性疼痛、ペンタゾシン=麻薬拮抗性鎮痛薬です。

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