113A027|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

下顎切歯点部における矢状面運動路の模式図(別冊No. 3)を別に示す。 下顎頭が最前方位から最後退位まで移動する経路はどれか。1つ選べ。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

Posseltの矢状面限界運動路で、切歯点の位置と下顎頭の位置関係を対応させます。最大開口位では下顎頭が最前方へ移動しています。

解説

図は下顎切歯点の矢状面限界運動路です。オは最大開口位で、このとき下顎頭は関節結節に沿って最前方へ滑走しています。そこから後方限界路に沿って閉口してエへ至る過程で、下顎頭は後方へ移動し、エ付近から上方では終末蝶番運動へ移ります。したがって、最前方位から最後退位までの経路はオ→エです。

画像の確認

実画像では、オが運動路の最下端、エが右側後方限界路の屈曲点として示されています。オからエへは右側の境界線に沿って上方へ連続し、最大開口位から顆頭が後退する経路を表します。

選択肢の確認

a.ア→イ
誤り。上方の歯牙接触滑走路で、最前方位から最後退位への顆頭移動ではありません。

b.ア→オ
誤り。前方限界開口路で、開口に伴い顆頭が前方へ移る向きです。

c.イ→ウ
誤り。咬頭嵌合位付近から前方歯牙接触位への短い滑走路です。

d.エ→ウ
誤り。後方限界閉口路の上方部分で、設問の始点である顆頭最前方位を含みません。

e.オ→エ
正しい。最大開口位から後方限界路を閉じる際、顆頭が最前方から最後退位へ移動します。

覚えるポイント

切歯点の最大開口位オでは顆頭は最前方。オ→エで顆頭が後退し、エより上では主に終末蝶番運動となります。

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