113A056|第113回 歯科医師国家試験 過去問
32歳の女性。上顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。検査の結果、上顎左側第二小臼歯に歯根破折を認めたため、抜歯後に上顎左側第一小臼歯から第一大臼歯までのブリッジを装着することとした。抜歯後の口腔内写真(別冊No. 13A)、支台歯形成後の口腔内写真(別冊No. 13B)及びブリッジ装着時の口腔内写真(別冊No. 13C)を別に示す。 全部金属冠と比較した本支台装置による治療の特徴はどれか。2つ選べ。

解答・解説を見る
この問題は公式の採点上、採点対象外です。
正答
正答確定不能(採点対象外)
公式の取扱い
厚生労働省の理由は「問題として適切であるが、受験者レベルでは難しすぎるため」です。本問は採点対象から除外されます。
この問題のポイント
正答を推測して固定しません。
解説
画像の支台装置は歯冠の一部を被覆する部分被覆冠を用いたブリッジと読み取れます。全部金属冠との比較には保持・抵抗形態、削除量、露出歯面、審美性、齲蝕リスクなど複数の条件が関係します。臨床的に検討可能な問題でも、提示画像と受験者に求める判定の難度が高すぎるとの公式判断により採点対象から除外されています。
画像の確認
実画像では、第二小臼歯欠損部を挟む第一小臼歯と第一大臼歯が支台歯となり、装着後も頰側歯質の一部が金属で覆われず残っています。全部金属冠のような全周被覆ではなく、舌側・咬合面主体の部分被覆型支台装置であることは確認できますが、各特徴を二つへ絞るには高度な条件判断を要します。
選択肢の確認
a.保持力が高い。
正答とは確定できません。一般に被覆範囲が小さいと保持形態の設計条件が厳しく、全部金属冠より一律に高いとはいえません。
b.審美性に優れる。
正答とは確定できません。頰側歯質を保存して金属露出を減らせる利点は考えられますが、本問は採点対象外です。
c.咬合支持が保たれる。
正答とは確定できません。咬合面被覆により支持を得ますが、全部金属冠との比較で特有の優位性かは条件依存です。
d.浸潤麻酔が不要である。
正答とは確定できません。削除量が少なくても生活歯形成で麻酔不要とは一律にいえません。
e.二次齲蝕になりにくい。
正答とは確定できません。辺縁位置、適合、清掃性、患者リスクに左右され、装置だけで断定できません。
覚えるポイント
公式取扱いは、問題自体は成立するが受験者レベルでは難しすぎるための採点除外です。部分被覆冠の一般論から正答を新たに設定しないことが重要です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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